※本調査は2013年3月に終了しました。


静岡キャンパス生物調査

1 概要
(1)趣旨
 現在の大学には、従来の教育・研究以外に社会連携が強く求められ、各大学では地域とさまざまな連携事業を展開している。「文化、教育等の領域における地域との連携交流活動に積極的に参加することを通じて、『知の成果』を還元する」ことを中期目標に掲げている静岡大学においても、この目標実現のために、大学の資源を社会に開いていく体制を整えていくことが必要とされる。
  幸いにも、静岡キャンパスには、起伏に富んだ広大な敷地の中に豊富な自然環境が残り、生物多様性の宝庫となっている。こうした豊かな自然環境も、大学の保有する重要な資源として捉えることができる。
この貴重な大学の資源を最大限に利用して地域に広く開放し、日常的な環境学習の場として活用していくためには、その前提として、キャンパス内の自然環境の現状や実態を把握しておく必要がある。自然環境に関する学術的な基礎的なデータがなければ、教育資源としても使えず、学内環境保全施策に過誤の危険性も生ずる。
  そこで、静岡キャンパス内の生物相の学術調査を行うことによって、この貴重な大学の自然環境資源を今後最大限に利用し、日常的な環境学習の場として活用し、また学内環境保全施策に供し、地域に広く開放していく足がかりとするものである

(2)意義
大学の地域貢献として
 キャンパス内の生物に関する定性的なデータに加え、定量的なデータも収集することによって、将来の里山研究や大学の設備計画にも活用できる。これらのデータを集めて、学内や地域に提供することは大学の持つ財産の活用にもつながる。このことは、地域貢献、社会連携を進め、地域により開かれた大学を目指していくためには必要不可欠なことである。

自然環境保護への学術的貢献として
 開発と環境の問題がクローズアップされ、事業の実施が環境にどんな影響を与えるかを評議する環境アセスメント(環境影響予測評価)が注目されている現在、大学が、自らのキャンパス内の自然環境に関する学術的データを持っていることは、学術研究機関としての性格を有する大学としては当然の義務でもある。

環境に配慮したキャンパスづくりの基礎資料として
  今後キャンパス内での開発行為やイベントなどが予定される場合、その環境への影響を効果的に予測、評価するための基礎資料となる。

学内教職員、NPO等との連携・協働の足がかりとして
  調査を実施する際には、学内の教職員の協力は言うまでもないが、さらに外部との連携も不可欠である。特に、NPO静岡県自然史博物館ネットワークと協働して調査を行うことは、今後の社会連携のモデルケースになるとも考えられる。

2 計画内容
(1)調査期間
2009年6月〜2012年3月(3ヶ年)

(2)組織
  調査対象が広範囲にわたり、大規模な調査が想定されるため、静岡大学の教職員や学生だけでなく、NPO静岡県自然史博物館ネットワーク等の協働で行う。
※詳細は別紙参照

3 活動報告&新着情報

静岡新聞の記事(2011年11月18日朝刊21面)【2011年11月20日掲載】
企画展「キャンパス生物展−平成21〜23年度静岡キャンパス生物調査の成果より」【2011年10月17日掲載】
2011年 春〜夏の調査報告(写真掲載)【2011年8月12日掲載】
2010年 冬〜2011年春の調査報告(写真掲載)【2011年4月27日掲載】
2010年9月3日 虫の音鑑賞会の報告(写真掲載)【2011年3月2日掲載】
2010年 夏〜秋の調査報告(写真掲載)【2010年11月2日掲載】
2010年 春〜夏の調査報告(写真掲載)【2010年7月22日掲載】
2009年 冬〜2010年春の調査報告(写真掲載)【2010年4月20日掲載】
2009年 夏の調査報告(写真掲載)【2009年9月29日掲載】