【第24回 2012.07.02】

同期会で天山山脈を2,000km走破

投稿者:鵜飼 暢雄 (昭和37年卒 農学部 農芸化学科)

農学部昭和37年卒業の私達は今年、卒業50周年を迎えましたので4月9日に静岡駅近くのホテルで記念会を行い40名近い方々が参加しました。九州、四国等の遠方から出席もあり大変盛り上がりました。翌日は現キャンパスの訪問、磐田の旧キャンパス跡の見学も行いました。こうして元気な同期連中が顔を合せますと一挙に50年の歳月を飛び越えて学生時代の気分に戻ります。何と素晴らしいことでしょうか。


【天山山脈を走破】

私ども同期生は55歳の現役当時から頻繁に同期会を東京と静岡の交互で開催をしていますし、近年は2005年、2007年、そして今年の4月下旬には同期会で新疆ウイグル自治区を10日間程度の旅を楽しんでいます。これは同期の大石惇静大名誉教授が今から15年ほど前からイーニンという正に中国の西の果てに「有用植物資源圃」を地元の大学との共同で開設され、同氏がライフワークとして野生リンゴの生態系の維持管理に注力をされておられますので、その現場を拝見するのが目的に一つであり、楽しみです。特に今年は4WDのパジェロなどを駆使しまして天山山脈の中を2000km以上も走破しました。標高4280mの峠にも登りました。こうして同期の絆を私どもは大切にしています。

同期会的な横の繋がりは卒業年次によりかなり行われていますが、もっと縦の繋がりを強め、お互いに同窓生という有機的な繋がりをもっと仕事の上にも、各自の生活の上にも大いに役立てていこうという強い意識は残念ですが農学部には不足しています。在学時代から少しでも同窓会に関心を持って頂く為に卒業生と現役学生との交流の場を持つことを目的としたキャリアデザイン講座を3年前から開始しました。OBの人生経験豊かな話を学生さんに対して行い、今後の進路設計に役立てて貰うという正に自己発見プログラムを目指すものであります。そして具体的に就職活動に役立て貰うなどの目的を持っています。学生さんに多くの印象を与えたことは院生から提出されましたレポートを読みますと良く判ります。


リレーエッセイへのコメントを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

▲このページのトップへ