【第89回 2016.04.18】

同窓会活動について感じること

投稿者:加藤 敦啓(昭和59年3月卒、農学部・園芸学科)

 大学を卒業して、早30年余が過ぎました。
自分としてはつい先日の事のように感じているのですが、ご指導をいただいた先生方が次々に退官され、お顔のわかる先生方が少なくなってくると、月日が経っていることを感ぜずにはいられません。

31年ぶりに逢った皆さんも多くいた同期の同窓会   私は卒業後、地元の企業に就職し、現在に至っています。幸いにも同窓生で同じ職場に勤めた仲間も多く、仕事柄、母校の先生方と一緒に業務をする機会もありましたので、特に同窓会というものも意識することなく、適度に大学と関係を持ちながら長い間過ごしてまいりました。

 これまで、同窓会活動と言えば、自ら率先してということではなく、先輩に引きずられる形で参加していただけで、どちらかというとお付き合い、気持ちとしてはまだまだ現役なので同窓会はもう少し上の皆さんの活動というような気がしていました。

 しかし、同窓会の活動に少しずつ参加するようになり、自分では気が付かなかった多くの先輩や後輩の皆さんが、私の周りにいることに気が付くようになりました。また、これまでゆっくり話すこともなかった同期の同窓生と話す機会もでき、昔話に花を咲かせているうちに同期会をやろうなどという話まで出てきました。

 そんな経過もあり、最近では、無理のない程度に同窓会活動は現役の時から少しずつ参加した方が良いのではという考え方に変わってきています。同窓会活動は決して打算ではありませんが、ほんの少し参加してみると思わぬ発見があると思います。
  皆さんも、是非一度無理のない範囲で参加してみたらいかがでしょうか。

  

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