記念事業の概要

静岡大学創立60周年記念 企画展「富士山展」 

1.趣旨
 富士山は、日本列島の数多い活火山の中でもずば抜けて巨大な山体をもち、山体の秀麗な形とともに静岡の最も代表的で美しい自然景観を作っています。
静岡大学ロゴマークをはじめとしてシンボル化された図案の数々は、静岡であることを一目で表しています。そして富士山は、活火山であり、西暦1707年(宝永4年)の火山活動を最後に300余年の静穏期を続けています。富士山の研究は、静岡大学でも大学設立以来多くの方面からの研究がなされてきました。キャンパスミュージアムには、その一部が展示されています。
 昨年、東京上野の国立科学博物館で開催された富士山展は、富士山最後の噴火活動から300年祭として開かれた富士山のすべてを紹介する企画でした。
国立科学博物館は、最近、地方の博物館相当施設とのコラボレーション事業を始め、この事業は双方が展示物を持ち寄り、より効果的な企画展を展開する事業であります。富士山展は、平成18年度の卒業式における同窓生訓話をいただいた国立博物館研究員の佐野貴司博士の企画であったこともあり、今回静岡大学創立60周年記念事業として、この新たなコラボレーション企画をキャンパスミュージアム企画展に提案したいと考えました。    一方、富士山は、その形の美しさから世界には日本のシンボルと見られます。富士山の景観を自然の世界遺産登録の運動も広がっていますが、人為的な不具合が隘路となり、現在は文化遺産としての登録に方向転換をして運動を広げている最中にあります。富士山はいつも日本人の心の片隅に居続け、富士山を取り巻く人と自然のコラボレーションの裾野は富士山と同様極めて広いと考えられます。

キャンパスミュージアムは、静岡大学の教育・研究に使われた資試料の利活用のための宝の貯蔵庫となるべく堅実に整備されてきました。静岡の地に根付いた富士山を思う様々な文化と科学的な成果はまた、日々進化し続けるものであります。今後も、企画展として、静岡の自然と静岡大学に籍を置いた人々の関わりを様々な視点から掘り起こし、これから入ってくる学生に過去から学ぶべき資料を提供し新たな活動のきっかけになることを目指し、様々な企画展を公開してゆきたいと考えております。

2.開催日程
平成21年11月13日(金)〜平成22年2月19日(金)     平日 10:00〜16:00

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・ 以下の日を除く
年末年始12月21日(月)〜1月10日(日)
大学入試日1月16日(土)、17日(日)
・ 以下の日を含む
静大祭11月20日(金)、21日(土)、22日(日)
静大祭の翌週11月28日(土)、29日(日)
その他11月23日(月・祝)、12月5日(土)、12月12日(土)

3.開催場所
  静岡大学静岡キャンパス大学会館2階

4.実施内容
【展示】
  ・ 富士山の生い立ち
  ・ 富士山を人々はどう見てきたか
  ・ 富士山が噴火したら
  ・ 富士山の知らなかった生物
【講演会】 「富士山の科学」
  講演1  「富士山噴火史」 佐野貴司 (国立科学博物館研究員)
  講演2  「富士山もぞもぞ」 鵜川元雄 (防災科学技術研究所室長)
【ミュージアムトーク】
  「富士山周辺赤色立体地図完成―いかに作られたか」
  講師: 千葉達朗 ( アジア航測株式会社プロジェクト推進室)