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ニュース平成27年度静岡大学学位記授与式(静岡地区)を挙行しました

2016.03.30

学位記授与式の様子


伊東学長告辞

 平成27年度静岡大学学位記授与式(静岡地区)を平成28年3月21日(月)静岡市民文化会館大ホールにおいて挙行しました。
 静岡地区では、開式前には、静岡大学吹奏楽団による「優しい花たちへ(作曲:高 昌帥、指揮:三田村健氏)」の演奏が行われ、厳かな雰囲気の中での開式となりました。
 式では、伊東幸宏学長から、学士課程1,223名、大学院修士課程209名、専門職学位課程の教職修士20名、大学院博士後期課程6名、専門職学位課程の法務博士4名及び愛知教育大学との共同大学院教育学博士2名の卒業生・修了生に対し、学位記が授与されました。
 続いて伊東学長から、「静岡大学は、みなさんにとっての母校でもあり故郷でもありたい。学び舎の静岡大学を忘れず、これからの人生をしなやかに、たくましく、精一杯生きていってほしい。」との告辞があった後、平成15年3月に本学教育学部学校教育教員養成課程を卒業され、現在、静岡大学教育学部附属静岡中学校で教鞭をとられている長田敬司先生から心温まる先輩講話をいただきました。
 最後に卒業生・修了生を代表して農学部共生バイオサイエンス学科 鈴木 裕里(すずき ゆうり)さんから、静岡キャンパスでの4年間の学生生活を振り返ながら、関係教職員に対する謝辞がありました。
 また、あわせて学業成績が優秀な卒業生(各学部1名)に対して成績優秀者表彰及び静岡大学防災マイスターの称号を授与された学生11名に対して学長から表彰状と記念品が贈られました。


長田敬司様による先輩講話


卒業生謝辞
農学部 鈴木 裕里さん

<平成27年度静岡大学卒業・修了者数>

○学部

人文・人文社会科学部 447名
教育学部       401名
情報学部       195名
理学部        211名
工学部        481名
農学部        164名
計         1,899名

○大学院(修士課程)

人文社会科学研究科   27名
教育学研究科      40名
情報学研究科      51名
理学研究科       68名
工学研究科       269名
農学研究科       74名
計           529名

○大学院(後期3年のみの博士課程)
教育学研究科       2名
自然科学系教育部    22名
計           24名

○大学院(専門職学位課程)
教育学研究科      20名
法務研究科        4名
計           24名

合計         2,476名


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<平成27年度静岡大学学位記授与式(静岡地区)告辞>

 ただ今、学部1,223名、大学院修士課程209名、専門職学位課程の教職修士20名、大学院博士後期課程6名、そして専門職学位課程の法務博士4名の方々に、それぞれ学位記を授与致しました。また、愛知教育大学との共同大学院として教育学博士の学位を2名の方々に授与いたしました。
 24日の浜松キャンパスでの卒業・修了を合わせると、学部1,899名、大学院修士課程529名、大学院博士課程24名、専門職学位課程24名の合計で、2,476名の方々に学位記を授与することとなります。
 卒業生、修了生の皆様方、ご卒業おめでとうございます。 
ここに、静岡大学教職員を代表して、お祝いを申し上げます。卒業生・修了生の今日のこの日を心待ちにしてこられた、ご家族・保護者の皆様方には、心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。
 ご多忙にも関わらず、授与式にご臨席をたまわりました方々に、厚く御礼を申し上げます。有難うございます。

 さて、卒業式という人生の節目の日に、改めて日本の節目となった出来事を取り上げたいと思います。ちょうど5年前、東日本大震災がありました。
復興庁等の発表によれば、2016年2月時点で、避難している人はおよそ17万4千人、東京電力福島第一原子力発電所の避難指示区域では7万を超える方々が避難しています。丸5年経過しても、住み慣れた自宅やコミュニティを失って、仮住まいの人がまだ大勢いらっしゃるのです。
 5年にわたる復興への取り組みも、まだ道半ば、これからも息の長い支援が必要です。なによりも大切なのは、忘れないことではないでしょうか。静岡大学を卒業するみなさまも、どうか今一度、心に留めていただければと思います。
東日本大震災と原発事故は、社会のあり方・人々の考え方を一変させるほどの出来事でした。予測しがたい天災だったというとらえ方もありますが、しかし、防災・事故への備えなど、予測や準備ができていれば、被害が大幅に減らせたという指摘もあります。地震の正確な発生時期は予測し難いとしても、起こりうる様々な可能性を想定し、そのための備えや対応をすることができたのではないかと言われています。来たるべき未来への洞察、迫りくる変化への対応は、社会としても個人としても欠かせない営みなのです。

 話は変わりますが、2011年にアメリカの小学校に入学した子どもの65%は、大学卒業時に今は存在しない職業に就くという、デューク大学のキャシー・デビッドソンさんの予測が波紋を呼びました。また、昨年、野村総研と英オックスフォード大学の共同研究により、日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能になるという試算が示されました。
いずれもにわかに信じがたい予測ですが、ここにいるわたしたちもこうした社会の変化に無縁ではいられません。盤石だと思われていたものがゆらいだり、心細く見えた道が大きく広がったりすることもあるでしょう。
 時代の節目となる出来事は、衆目を集め、記憶に残ります。しかし、往々にしてその節目に先立つ前段があり、予兆があるものです。そうした手がかりを見逃さず、分析し、備えていくことが求められます。また、社会や時代の変化に対し、受身一方ではなく、時には能動的に、自ら変化を生み出し、未来を創り出していくことが必要となってきます。
 思い出してください。われわれ静岡大学のビジョンは、「自由啓発・未来創成」です。未来創成は大学の目標というだけではなく、関係者一人ひとりの課題でもあります。
これからの人生、今の自分からは想像もできないような様々なことが起こるでしょう。楽しいこともつらいことも、いいことも悪いことも起こります。一人で解決するのは難しいこともあるでしょう。誰かに相談し、協働して解決することも必要になるでしょう。
 静岡大学はみなさんの出身校・母校であると同時に、こころの拠り所としての「故郷(ふるさと)」でもありたいと思っています。「故郷(ふるさと)」を思う気持ちで、これからもずっと静岡大学を想っていただけると、幸いです。
学び舎の静岡大学を忘れず、これからの人生をしなやかに、たくましく、精一杯生きていってほしいと願っています。みなさんの今後の活躍を期待しております。

 これをもちまして、静岡大学長としての、平成27年度学位記授与式の告辞と致します。

平成28年3月21日
国立大学法人 静岡大学長 
伊東 幸宏

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