グローバルサイエンスキャンパス「未来の科学者養成スクール」を開校しました

2017/08/22
ニュース

 8月18日(金)、未来の科学者養成スクール(略称:静岡大学FSS)の第1回入校式を開催しました。
 FSSは、科学技術振興機構グローバルサイエンスキャンパス事業の支援の下、将来、グローバルに活躍しうる科学技術人材を育成することを目的として、科学技術への好奇心・探究心を有する高校生に対し、先端研究への理解を深める講義や探究力を高める演習等を実施するとともに、研究室に受け入れて、生徒自らが行う探究活動を支援します。
 7月3日~31日までの間、高校生を対象に受講生を募集し、小論文等によって選抜された42名(当日1名欠席)が入校式に出席しました。受講生は、丹沢理事(教育担当)の挨拶、FSS運営委員長である理学領域瓜谷教授の受講にあたっての諸注意等に関する説明の後、寺西信一特任教授(電子工学研究所)による記念講演を聴きました。
 寺西特任教授は、イメージセンサの原理とその技術の可能性や自身が常日頃心がけていることなどを述べ、最後に先日受賞が決まったエリザベス女王工学賞についても触れて、受賞によって新たな経験ができる機会に恵まれ、それを自身の成長に繋げたいと考えていることやモノづくりや技術に対する子どもたちの関心を喚起したいという思いを語りました。
午後からは、静岡サイエンススクールのOBやOGも参加し、受講生は小グループに分かれて、将来の目標等について話し合いました。
 受講生は、来年3月25日に開催予定の研究発表会を目指し、約7ヶ月間奮闘することになります。

静岡新聞 2017/8/19掲載記事 (静岡新聞社許諾済)

静岡新聞 2017/8/19掲載記事
(静岡新聞社許諾済)

左から
「瓜谷先生からの説明の風景(入校式)」
「寺西特任教授による記念講演『イメージセンサ開発に従事して』」
「午後のOB/OG交流会におけるグループワークの様子」

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