「障害学生支援講演会」を開催しました

2017/10/04
ニュース

 9月27日(水)、信州大学教育学部の高橋知音教授を講師に迎え、「大学として何ができるか、どこまでやるべきか。~発達障害や精神障害のある学生への合理的配慮事例を中心に~」をテーマに、静岡・浜松両キャンパスにて、障害学生支援講演会を開催しました。

 本講演会には、堀川総務担当理事、学生支援・リスク管理担当の寺村副学長、両キャンパスの監督者及び新任教職員等、合計160名の教職員が参加しました。また、静岡県内7大学からも21名の参加がありました。
 はじめに、同教授も委員を務めた文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する検討会」の第二次まとめについて紹介されました。次いで、障害者差別解消法を踏まえた「不当な差別的取扱い」や「合理的配慮」の考え方に関して、合理的配慮の概念やその判断に関わる要素等について、事例を交えながら説明がありました。
 講演では、授業の内容や評価方法・評価基準等に関わる具体的な説明と事例紹介もあり、質疑応答では、発達障害や精神障害のある学生を受け持つ教員等から熱心な質問・意見等が出され、活発な議論が行われました。

静岡キャンパスで講演する 信州大学高橋教授

静岡キャンパスで講演する
信州大学高橋教授

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