創造科学技術大学院 佐古猛特任教授、工学部 岡島いづみ准教授、孔昌一教授による都市ごみや海洋プラスチックごみからの固体燃料製造技術に関する研究が複数の新聞で紹介されました

2019/02/18
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 佐古特任教授らのグループは、無害な200℃の高温水蒸気を用いて、都市ごみ、海洋プラスチックごみ、埋立て処分場の可燃性残渣等からクリーンで石炭並みの高発熱量の固体燃料を製造する技術を開発し、更に生成した固体燃料をボイラーで安定して燃焼できることを実証しました。

 そして中国の中山市一言工業設備有限公司は、2018年末、静岡大学の技術を基に、都市ごみや産業廃棄物から固体燃料を製造する実用装置を開発する中国のプロジェクトに採択されました。今後約4年間で日中の共同研究により、処理が難しい都市ごみ、産業廃棄物、海洋プラスチックごみ等の燃料化装置の開発・実用化を進めていきます。

 今回の研究成果は、静岡新聞(平成31年1月26日付)、中日新聞(平成31年1月26日付)、日刊工業新聞(平成31年1月28日付)、日経新聞(平成31年2月14日付)で報道されました。

静岡新聞掲載記事:平成31年1月26日付(静岡新聞社編集局調査部許諾済)

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