第4回生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウムを開催しました

2019/12/04
ニュース

 2019年11月14日~15日に、アクトシティ浜松コングレスセンター(浜松市)において、本学電子工学研究所の主催により、第4回生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウムを開催しました。

 この国際シンポジウムは、文部科学省の共同利用・共同研究拠点(ネットワーク型)に認定されている「生体医歯工学共同研究拠点」(東京医科歯科大学を中核機関として、本学電子工学研究所、東京工業大学、広島大学の各研究施設で構成)が、毎年開催しているもので、今回が第4回となります。期間中、国内外の大学・企業等の研究機関からのべ450人もの研究者及び大学院生の方々にご参加いただき、過去最多の参加者数となりました。

 初日14日のオープニングセッションでは、本学石井潔学長の開会あいさつに始まり、続いて、西井知紀文部科学省学術機関課長によるあいさつ、宮原裕二拠点長(東京医科歯科大学生体材料工学研究所長)から拠点の概要説明が行われました。

 続いて、2日間にわたり行われたトークセッションでは、各拠点大学の研究者のほか、5人の海外からの招待講演者及び4人の企業研究者による最新の研究紹介や研究成果の発表があり、会場からは多数の質問が出され、活発な議論が交わされました。
さらに、若手研究者を中心としたポスターセッションでは、137件の研究の方法や成果等が紹介されました。このうちポスターアワードには80件のエントリーがあり、審査の結果、大学院生の発表課題8件が選定されました。

 2日間にわたって開催された本シンポジウムを通して、最新の研究成果発表と情報交換により、引き続き、先進的共同研究が推進され、我が国の生体材料、医療養デバイスなどの実用化に向けた今後の国際共同研究の更なる展開が期待されます。

JP / EN