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戦略的環境リーダー育成拠点形成生態系保全と人間の共生・共存社会の高度化設計に関する環境リーダー育成

機関の現状

実施拠点となる静岡大学はアジア・アフリカのサンゴ礁・マングローブ等の水圏の生態系評価・保全の技術、乾燥地・半乾燥地における砂漠化・植生の回復に関する管理保全技術、バイオマスの高度化利用技術等に関する優れた教育・研究実積を持ち、環境に関する多くの留学生を受け入れてきた。バングラデシュ、中国、タイ、ベトナム、スリランカ、モーリシャス、ネパール、インドネシア、マレーシア、セイシェル等の国々との共同研究・人材交流に大きく取り組んできた。それぞれの国のフィールドを中心に現場主義に立脚した保全・修復・再生に必要な科学的知識や技術の普及活動を進めている。さらに国際セミナーの開催、ベトナム・中国・タイ等14の大学との共同研究協定等によりアジア地域等におけるサンゴ礁・マングローブ・沙漠緑化等の生態系環境保全の国際的拠点として活動している。

計画構想

環境リーダー育成の課題は生態系保全と二酸化炭素の吸収・削減を含めた生態系サービスの維持・管理等に関わる共生型社会形成に必要な国際条約等の法律・経済等の社会科学や科学的基礎知識の授業を英語で講義し、英語で議論する。すべてのセミナー・討論会・会議を英語で行い実銭力を向上させる。留学生への支援システムとしてRA経費の充実・国際交流基金の支援・相談窓口・情報の充実による生活および勉学への安心保障の体制の確立を実現する。22年度採択JENESYSに基づく留学生経費の支援を行う。環境リーダーの育成プログラムでは沿岸生態系と陸域生態系の病気・脆弱化を保全・修復・再生し、サステイナブルな共生型社会構築に向けた環境リーダーの育成が目的である。「2~3年の長期コース」と「海外短期コース」の両方からなる。前者の内容は創造科学技術大学院(博士課程)に属し、沿岸生態系論、森林生態系論、環境倫理・法律、環境修復工学、環境経済学等の環境関連の専門科目の講義を英語で学ぶこととフィールド演習、企業と連携した実用プログラム演習、環境NGOや国・公共団体との連携による環境保全プログラムのノウハウの講義・演習等を行う。後者はアジア諸国で実際に生じている生態系とその関連する環境問題を把握し解決するための、現場対応実践型の海外フィールド授業の充実である。具体的にはタイ・ベトナムでのマングローブ・サンゴ礁・海草群落の栄養塩循環・再生管理の技術・知識、中国新疆地区の砂漠・半乾燥地域での森林再生・CO2削減技術・評価手法の解析、中国南部浙江・上海での大気汚染・水質汚染の調査研究手法・対策手法等の環境関連の高度な学位研究を指導する。

達成目標(ミッションステートメント)

5年間の長期コースでは約25人の海外留学生と海外で活躍できる環境リーダーとしての日本人約10人程度を育成する。留学生は各国の学術機関・行政機関に就職を支援する。それぞれの国・地域で抱えている生態系保全・再生・経済的向上・新たな社会構築の設計・政策立案において活躍すること、日本人は国際機関、援助機関、環境関連の学術機関、行政機関、企業等への就職が期待される。本事業終了後も、環境リーダー育成事業を継続して実施する他、プログラム終了生の継続教育および海外連携を目的とした「アジア・アフリカ・生態系保全環境リーダーネットワーク」を創成する。生物多様性問題等の環境保全の国際プロジェクトにも貢献できる人材育成となり、UNESCOの国際プロジェクトである「ミレニアム生態系保全プロジェクト」で中心的に活躍できる人材の供給拠点の一つになる。生態系保全に関する国際的にトップの人材育成のネットワークの確立と人材育成のノウハウを基に環境リーダーコースを大学院(修士・博士課程)の正式な専攻あるいはコースとして確立・運営する。

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