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学長メッセージ

「力強く前に進む大学へ」

私は、学長として第1期(平成22年度~24年度)をスタートするに当たり、教育では何よりも学生を大事にし、社会で活躍できる人財の育成に努め、一人ひとりの学生が成長するようにサポートすること、研究ではいくつかの分野で世界トップレベルの研究力を組織として養うこと、そして地域社会との関係では地域に存在感ある大学、地域の核となる大学をめざすことを、所信の一端として述べました。
世界や日本、そして大学を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、第1期3年を振り返ると、学生・教職員や関係者の皆さんのご協力を得て、中期目標・中期計画に基づく計画を着実に実施し、教育、研究、社会連携、国際交流等おいてめざすべき方向に向かって進んでいると思っております。
教育面では、学士課程教育における入試改革、外国語教育の改革を含む共通教育カリキュラムの改定、キャリアデザイン教育の推進、大学院教育における英語による授業の拡大、学生支援センターの設置や就職支援、図書館改修などの学習環境の整備に取り組んでまいりました。
研究面では、重点研究4分野を中心とした組織的研究体制の構築として研究企画室、超領域研究推進本部の立ち上げ、電子工学研究所改組とグリーン科学研究所の設置、若手及び女性教員への研究支援の充実などに取り組んできました。
教育研究組織の整備については、上述の研究所の改編・設置、工学部・工学研究科の改組、理系教員の修士所属の実施(以上、平成25年4月)、愛知教育大学との共同大学院博士課程の設置、人文社会科学部への名称変更、情報学研究科定員増(以上、平成24年4月)を行いました。

学長2期目となる次の2年間(平成25年度~26年度)は大きく2つのことに力を注ぎたいと思っております。第1に、第Ⅱ期中期目標期間後半に入り、年度計画を着実に実行するとともに、社会の変化に柔軟に対応する教育、研究、社会連携の諸機能の強化に取り組みます。私は、特に国際化への対応と地域連携にかかる取り組みを一段と強化したいと考えています。第2に、今までの実績を踏まえ、第Ⅲ期中期目標期間(平成28年度~33年度)における使命と戦略、中期目標・中期計画等の策定に取り組みます。その際にポイントとなるのは、現在、取り組んでいる文部科学省「国立大学改革実行プラン」(平成24年6月)による静岡大学のミッションの再定義です。平成24年に先行しておこなった工学系及び教員養成系のミッションの再定義では、客観的なエビデンスに基づき自らの存在意義を社会に説明し、部局と大学全体の強みや特色を発展させる方向で将来ビジョンを示すことが求められました。平成25年度には他の部局のミッションの再定義に取り組みます。そして平成25年度には、各部局のミッションの再定義を通して静岡大学の存在意義を明確にし、将来ビジョンを学内外に提示することになります。
その上で静岡大学全体の強みと特色を発展させる方向で次期の中期目標・中期計画の策定に取り組みます。

以上を踏まえ、次の2年間に取り組む重点課題を挙げます。
【教育】
・学生の学習に視点を当てた教育内容や方法の開発、学習支援に取り組み、社会で活躍できる人を育てます。
・学ぶ意欲を持った学生が、より深く、より広く学べる教育環境を整備します。
・静岡大学の教育研究の一層の国際化に取り組みます。留学生の受け入れや学生海外派遣の数値目的の検討、外国人教員の採用拡大、英語による授業や外国語教育の充実、海外インターンシップ、各部局における特別コースの設計等に取り組みます。
【研究】
・地域経済界と県内大学との連携で「地域資源を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業」に採択された「はままつ光研究拠点」形成をベースとして、大学間連携と本学の強みと特色を活かした教育、研究、社会連携等に係る未来志向の先進的事業を推進します。
・新研究所(電子工学研究所改組とグリーン科学研究所)や創造科学技術大学院等との組織的な研究連携で、目に見える形で研究成果をあげます。
【社会連携・国際交流】
・地域コミュニティの核としての機能を強化します。
・東海iNETや地域イノベーション戦略支援プログラム等による産学官連携を推進します。
・教育、研究、社会連携等の中長期的な国際化戦略を作成し、静岡大学の国際化を推進します。
【業務運営】
・静岡大学のミッションの再定義を踏まえ、大学全体の強みと特色を発展させる方向で将来ビジョンを明確にしつつ次期の中期目標・中期計画の策定準備に取り組みます。
・若手、女性、外国人教員への教育研究支援を強化するとともに、ワークライフバランスを配慮した職場環境の整備に取り組みます。

本学のビジョン「自由啓発・未来創成」のもと「質の高い教育と創造的な研究を推進し、社会と連携し、共に歩む存在感ある大学」をめざし、学生・教職員をはじめ地域や関係者の皆様のご理解をえて大学運営を担っていきます。ご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

平成25年4月1日
国立大学法人静岡大学長
伊東 幸宏

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