静岡大学研究フェロー、若手重点研究者制度について

 近年の国内外の政治・経済・国際情勢の激変の中で、我が国の大学をとりまく環境は厳しさを増す一方であり、研究力強化の促進に資する取組を社会から要請されております。
  本学では、「自由啓発・未来創成」というビジョンを掲げ、第二期中期目標・中期計画において、自由な研究環境の下に基礎的な研究を推進し、世界をリードする特色のある研究を推進するという目標を掲げ、これを達成するための取組のひとつとして、平成23年度から「卓越研究者制度」と「若手重点研究者制度」を導入しました。
 第三期中期目標期間(平成28~33年度)においても、自由な発想の下に基礎研究を推進し、多様な知の蓄積を図るとともに、本学の強み・特色を更に生かし、世界に羽ばたく創造的研究の推進を目標としています。また、それと同時に、世界的産学連携拠点の形成など地域・社会への貢献を目指しています。そして、そのためには研究成果の発信を拡大し、競争力のある研究推進体制や国際的に通用する人材の育成環境を創っていくことが重要と考えています。
 そこで、本制度を「研究フェロー制度」及び「若手重点研究者制度」と改め、引き続き実施することとし、このたび、第3期(平成28~30年度)における「研究フェロー」を14名、「若手重点研究者」を20名選定いたしました。

 「研究フェロー」には、卓越した個人研究のみならず、学際・未踏研究の組織的推進の中核的な人材として若手教員の育成も含めた活躍を、「若手重点研究者」には、本学の次代を担う研究者として高い目標と独創性を持ち、新しい流れを起こす、意識の高い人材としての活躍を、大学として強く期待しております。
 両者の研究業績や今後の研究目標等を本誌にとりまとめ、その活躍を広く社会に情報発信していくことで、本人の更なる研鑽や、将来を担う学内外の若者へ好影響をもたらすとともに、共同研究、産学・社会連携等のきっかけとなることが期待されます。

 

第14代 静岡大学長 伊東 幸宏

第3期静岡大学研究フェロー及び若手重点研究者の選定にあたって

理事(研究・社会産学連携担当)木村 雅和

 静岡大学研究フェローの選定にあたっては、個人の研究業績はもちろんのこと、教育研究面におけるリーダーシップ、次世代の研究を牽引する指導実績等を重視し、更に客観的な視野と公平性の観点から、本学OBを含む学外の有識者のご意見も伺い選定しました。
 静岡大学若手重点研究者の選定にあたっては、第2期に倣い、科学研究費補助金等外部資金の獲得状況や独創性などを考慮しつつ、高い志を持ち、更なる飛躍が期待できる若手の方々を選定しました。
 選定された方々には、これを期に更なる研鑽をつまれ、本学の教育研究振興への一層の寄与を期待します。

 

 

理事(研究・社会産学連携担当)/木村 雅和


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