平成20年度科学技術振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進」

ご挨拶

拠点リーダー
創造科学技術大学院
大学院長　永津　雅章

　平成20年度科学技術振興調整費“若手研究者の自立的研究環境整備促進事業”に応募・採択されて、今年度からテニュア・トラック制度を導入しました。この度、本制度の拠点リーダーを拝命いたしました創造科学技術大学院長の永津でございます。
　今回採用した10名のテニュア・トラック教員の採用方法は、従来とは異なり、国際公募と学外委員を加えた選考委員会を経て選考しました。この制度で採用する人材は、本学の第一期中期計画の重点化目標および静岡県の新産業集積構想に沿うものであります。10名のうち2名が外国籍の研究者ですが、それぞれの教員がその研究能力を発揮できるよう、所属する若手グローバル研究リーダー育成拠点を特区と位置づけて研究に専念する環境を提供し、次世代の教育研究を担う人材となるように支援していく所存です。
　本学としては、この制度を通して新しい人材採用システムを実践し、新たなキャリアパスの提案をしていきたいと存じますので、皆様にはご理解とご支援を賜れば幸甚です。