静岡大学理工学研究科
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理工学研究科について 博士前期課程 博士後期課程

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理工学研究科について
    概要と特徴

人類は今、高度な科学技術の発展の中で繁栄を続けています。この高度なテクノロジーに支えられた人類社会は、一方で人類の生存そのものをも脅かす新たな問題を引き起こしています。人類が未来にわたってより豊かで快適な生活を享受しようとするならば、自然とのバランスのとれた共生を真剣に考えなくてはなりません。これからの科学技術は、これまでの技術偏重を排し、それがどのように使われ、その結果がどのようなところにどのような影響を及ぼすかということまでを見通したものでなくてはなりません。また自然科学の探究も、真理の解明にのみ満足するのではなく、その論理が自然と社会にどのように還元されるのかについて考慮したものでなければなりません。

静岡大学大学院理工学研究科は、「自然と人間の共生をはかる科学技術者及び研究者として社会に貢献する人材の育成」との理念に基づいて、地球規模の広い視野に立ってよりよい人類社会の構築を積極的に推進できる高い学識と柔軟な頭脳を兼ね備えた人材を育成しようとしています。そのために、従来まで独立に発展してきた理学研究科と工学研究科とを融合させた新たな教育・研究組織としての理工学研究科を平成8年度に設置いたしました。
本研究科は博士前期課程と博士後期課程からなり、博士前期課程では、学部と前期課程との継続を重視した教育研究を行います。このことにより学部と前期課程との研究教育環境が一定しているために、高度な専門教育を学部から継続して受けることが可能であり、また、より専門的な研究が考究できます。 博士後期課程では、前期課程よりも総合化、学際化が一層進んだ分野の教育研究を行うため、理学と工学を融合した専攻を設け、より広い視野と高度な科学技術を兼ね備えた人材を育成しています。

これらの目的を達成する上で効果的な教育を行うために、理学と工学それぞれの分野の複数の指導教官が研究指導を行うとともに、理工学の分野の講議・演習を数多く開講し、先駆的な発想を誘出させ、将来の様々な課題に的確に対処できる人材の育成に務めています。人類の快適な生存を追求する新しい基本理念は、21世紀における羅針盤となるでしょう。私たちの理工学研究科は、この羅針盤のもとに教育と研究を推進していくことができる環境を、自己啓発に取り組む学生や社会人に提供いたします。特徴をまとめると次のようになります。

(1) 自然と科学技術との共生により、人類のより豊かな繁栄を目指すことを基本理念として、理学的発想と工学的発想とを合わせ持つ新しい高度な研究者および科学技術者の育成を目指す理工融合型の新しいタイの区分制大学院です。
 
(2) 前期課程(修士)では学部教育との整合性を重視し、基礎から専門までそれぞれの専攻分野で高度な研究教育が受けられるように6年間一貫した教育を行います。6年間一貫した教育と研究環境は、学部における基礎的な卒業研究とより専門的な修士論文とが連携することによる効率的な教育研究指導を可能にします。また、学生はそれぞれに余裕をもって取り組むことができ、より高度な考究が期待できます。従って、研究を行う上での必要な深い学識を身につけることができます。

(3) 後期課程(博士)は理学と工学とのより広い視野と高度な科学・技術を兼ね備えた研究を推進できる人材を育成することを目的としております。この目的を達成するための効果的な教育として、理学・工学から選ばれた教官が各専攻の各講座に横断的に参加することにより、前期課程とは異なり、また、副指導教官制をとって講議演習ともに両分野を開講し、広く、有機的な学識を得られるよう配慮されています。

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