ケミルミネッセンス画像解析装置:Fluor-S/MAX(Bio-Rad)
設置場所:遺伝子実験施設3階大型機器室1
機器類利用料(半期):2,000円(学内)
ケミルミネッセンス画像解析装置Fluor-S/MAXは、冷却CCDカメラを用いて微弱光を高感度・高精細に可視化することにより、主に化学発光法を用いた核酸やタンパク質の検出および解析を行うための装置である。また3種の蛍光フィルターも装備されているので、UVで励起可能な蛍光で標識したサンプルの検出も可能であるが、そのような用途には蛍光イメージアナライザーの方が適している。蛍光イメージアナライザー・PharosFXと同じソフトウェアによる解析が可能で、目的に応じて使い分けが可能となっている。
【仕様】
検出器:冷却CCDカメラ(-35℃)
画素数:512×512 pixels
リニアダイナミックレンジ:>103
階調数:16 bits (65,536階調)
分解能:>200μm
感度:1~5fmol(FITC標識DNA)
光源:UV (290~365nm)、白色光(400~750nm)
蛍光フィルター:520LP(EtBr、FITC、GFP、SYBRシリーズ等)、530BP60(Cy3等)、610LP(SYPRO Ruby、Texas Red等)
読み取り時間:1秒~2時間
読み取りサイズ:最大25×30cm
レンズ:Zoomレンズ:化学発光サンプル以外に使用(EtBr、SYBR Green等)
f1.4レンズ:化学発光サンプルに使用(ECL-Plus、CDP-Star等)
パソコン:WindowsXP、解析ソフト:Quantity One、記録メディア:USBフラッシュメモリーをお使いください。
出力:熱転写式フルカラープリンター、モノカラーレーザープリンター
【使用上の注意】
・本機器は汎用機ですので、急にご使用になりたい場合、空いていたらどうぞご使用下さい。また、使用記録簿に時間を予約してご使用いただく事もできます。
・昇華型染料熱転写方式のプリンターを利用した場合はプリントアウトした枚数を使用記録簿に記録してください。1枚70円を負担していただきます。