トップページ設備ルミノメーター


ルミノメーター:ルミネッセンサーJNR(アトー)

 設置場所:遺伝子実験施設4階大型機器室2
 機器類利用料(半期):1,300円(学内)



 ルミノメーターは、生物発光あるいは化学発光により発光している溶液試料の発光量を測定することによって、ルシフェラーゼアッセイ等のリポータージーンアッセイやATPアッセイ、過酸化水素やスーパーオキシドをはじめとする活性酸素種の測定、機能性食品の抗酸化能測定、ELISAなど様々な用途に広く利用可能な装置である。
 本機はマイクロプレートを測定容器とし、多検体測定が可能なタイプである。コンピュータにより装置を制御、試薬分注からインキュベーション、発光量測定、濃度計算を自動処理することが可能である。


【仕様】
 測定容器:24、48、96穴マイクロプレート
 温度制御:室温+10℃~50℃
 インキュベーション時間:9,999秒
 発光計測時間:瞬時発光モード1~20秒、長時間発光モード1~999回(1~99秒間隔)
 検出感度:10-8M H2O2以上、10-14M ATP以上
 パソコン:Macintoshi OS 7.5.1、記録メディア:フロッピーディスク
 ソフトウェアの機能:
  1.条件ファイル、計測データ、キャリブレーションカーブの保存
  2.キャリブレーション
  3.データ解析:発光パターン解析、再濃度計算、ピーク値/積算値変換、イメージ表示
  4.計測データのテキストファイルへの変換


【使用上の注意】
・本機は登録者がそれほど多くありませんので、急にご使用になりたい場合、空いていたらどうぞご使用下さい。また、使用記録簿に時間を予約してご使用いただく事もできます。

96ウエルプレートを使用する方が多いため、「プレート台レベル調節アダプター」は標準で取り付けてあります。96ウエルプレートを使用する際はそのままお使いください。24ウエルプレートや48ウエルプレート、または高さが14.5mm以上のマイクロプレートを使用する際は「プレート台レベル調節アダプター」を取り外してお使いください。取り外した際には、使用後は元通り取り付けてください。

・計測中には絶対に蓋を開けないで下さい。検出器がダメージを受けてしまいます。

・使用後はポンプのテフロンチューブの外壁をキムワイプで拭き取った後、純水に移し、リンスボタンを押して洗浄を5~6回行って下さい。その後、しばらく使用者がいない場合には、こちらで配管から水を除去しておきます。

・データはデスクトップに各研究室のフォルダを作成し、その中に保存して下さい。ただし、ハードディスク内のデータは消去する場合がありますので、データは各研究室に持ち帰って下さい。

・ソフトウェアは各研究室のパソコンにインストールしていただいて構いませんので、スタッフに申し出ていただければフロッピーディスクをお貸しいたします。