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TEL. 054-238-4926

〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836

静岡大学 静岡共同利用機器センター ゲノム機能解析部
 Functional Genomics Section, Shizuoka Instrumental Analysis Center

蛍光イメージアナライザー(Bio-Rad:PharosFX)

設置場所:遺伝子実験施設 3階 大型機器室1
機器類利用料(半期):4,000円(学内

 蛍光イメージアナライザー・PharosFXは、タンパク質、核酸等を染色あるいは標識した蛍光をレーザーで励起することによって高感度かつ定量的に検出し、解析する装置である。3波長のレーザー光源を搭載しており、多数の蛍光色素を使用できる上に、ゲル、メンブレン以外にマイクロプレートや高密度アレー、シャーレ上の検体等の多彩なサンプルを高感度に検出できるため、多くのアプリケーションに対応可能である。また、別途スクリーンを用意することで、RIサンプルの検出も可能である。ケミルミネッセンス画像解析装置Fluor-S/MAXと同じソフトウェアによる解析が可能で、目的に応じて使い分けが可能となっている。


【仕様】
 レーザー:532nm/1064nm(内レーザー)488nm(外部レーザー)
 蛍光フィルター:8連続オートキュービックチェンジャーによる自動切替
         530BP30(FITC、SYBRシリーズ等)、555LP(EtBr、Cy3等)、
         640BP40(SYPRO Ruby、Texas Red等)
 分解能:50、100、200、800μm
 リニアダイナミックレンジ:105
 階調数:16bits
 感度:0.5fmol(FITC標識DNA)
 読み取りサイズ:最大35×43cm
 トレー:通常のサンプルトレイ
     白色トレー(デンシトメメーター用)
     マルチトレーⅡ(ゲルをガラス板にのせたままスキャン可能)
 パソコン:WindowsXP、 解析ソフト:Qantity One、 記録メディア:USBフラッシュメモリーをお使い下さい。
 出力:昇華型染料熱転写フルカラープリンター、モノクロレーザープリンター

【使用上の注意】
・本機器は汎用機ですので、急にご利用になりたい場合、空いていたらどうぞご使用ください。また、使用記録簿に時間を予約してご使用いただく事もできます。

・使用の際はファイバーに不用意に触れないように注意して下さい。また、スキャン後、レーザーの冷却のため10分程放置してから全てのスイッチを切るようにして下さい。

・従来は使用料を無料でお使いいただいておりましたが、レーザー交換費用のため、利用者にレーザーの使用時間に応じて使用料を負担していただく事になりました。料金は以下の通りです。
  内部レーザー(532nm) : 1時間あたり100円
  外部レーザー(488nm) : 1時間あたり200円
使用記録簿に使用したレーザーの種類と使用時間をご記入ください。使用時間は内部レーザーは集中電源、外部レーザーは外部レーザー発生装置をONにしている時間となります。解析のみの場合には使用料はかかりませんので、使用時間の欄には「解析のみ」とお書きください。

・昇華型染料熱転写方式のプリンターを利用した場合はプリントアウトした枚数を使用記録簿に記録して下さい。1枚70円を負担していただきます。


国立大学法人 静岡大学
遺伝子実験棟
Gene Research laboratory of Shizuoka University

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