第27回死生学カフェのご案内
7月20日(土)15:00~18:00(受付14:30~)、スノドカフェ七間町(北ワシントンホテルプラザ向かい)を会場に第27回死生学カフェを開催いたします。
開催日 |
2019年07月20日(土)
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時間 | 15:00~18:00(受付14:30~) |
場所 | スノドカフェ七間町:静岡市葵区七間町7-8 |
参加費 | 一般1,000円 / 学生500円(フリードリンク、お菓子付) |
今年の3月から、参加者に関心のある共通の問いを立てて、対話的探究を進めるスタイルをとっています。次回は、その第三弾です。
葬儀のあり方が大きく変化しています。葬儀のかたちと担い手が多様化しています。遺族を中心に営まれる「家族葬」や葬儀そのものを省略する「直葬」が増えています。葬儀の商品化が進み、選択肢が増えたように見えますが、他方で、大都市を中心に、「火葬場の不足」が指摘されます。
私たちの社会では、生と死に関して、どのような変化が進行しているのでしょうか。次回の死生学カフェでは、葬儀の目的と意義をめぐる対話的探究を通して、この大きな問いにアプローチを試みます。
次回の対話的探究を導く中心的な問いは、次の通りです。葬儀はだれのために営まれるのでしょうか。故人(死者)のためでしょうか、それとも遺族など遺された人たちのためでしょうか。葬儀はそもそもなんのために行われるのでしょうか。死者の魂を送り出すためでしょうか、それは故人との別れの儀式なのでしょうか、それとも遺族など遺された人たちを慰めるためでしょうか。
「あなた」にとって望ましい葬儀と「わたし」にとって望ましい葬儀は異なるのでしょうか。もしそうなら、それはどうしてなのでしょうか。次回の死生学カフェでは、参加者の多様な視点から「葬儀」という現象を照らし出します。対話的探究は、各人の「葬儀」観を支える死生観にも光を投げかけてくれるでしょう。
対話的探究を通して、「生」と「死」を見つめなおしましょう。いつものスノドカフェで、おいしいコーヒーとマフィンとともにお待ちしています。