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受賞・表彰電子工学研究所 寺西信一特任教授が日本人として初めて、クイーンエリザベス工学賞を受賞

2017.02.02

 2017年2月1日、静岡大学電子工学研究所 寺西信一特任教授に、日本人で初めて、クイーンエリザベス工学賞(Queen Elizabeth Prize for Engineering)の受賞決定の発表がありました。
 クイーンエリザベス工学賞は、英国が設立した工学分野での大きな業績を顕彰する国際的な賞であり、2013年より隔年で授与され、工学分野の画期的なイノベーションにより人類に顕著な恩恵をもたらした個人またはグループ(5名まで)に与えられるものです。

 今回の受賞は、寺西特任教授の「固体撮像素子(CCDイメージセンサおよびCMOSイメージセンサ)の研究開発、特に埋込フォトダイオード(Pinned Photodiode)の発明」の功績に対して贈られるものです。

受賞の概要については、Queen Elizabeth Prize for Engineering Webサイトよりご確認下さい。

クイーンエリザベス工学賞を日本人で初受賞した寺西信一特任教授の記者会見を実施

 日時:2月17日(金)午後2時~

 会場:静岡大学浜松キャンパス S-port3階大会議室

氏  名:寺西 信一(てらにし のぶかず)
研究内容:固体撮像素子(CCDイメージセンサおよびCMOSイメージセンサ)の研究開発
学  歴:昭和53年 3月 東京大学 理学系大学院物理学専攻修士課程修了
職  歴:昭和53年 4月 日本電気株式会入社 イメージセンサとカメラの開発に従事
     平成12年 4月 同社退社
       12年 4月 松下電器産業(現:パナソニック)株式会社入社 
            イメージセンサの開発に従事
       25年 5月 同社定年退職
       25年 6月 国立大学法人静岡大学 電子工学研究所特任教授(現在に至る)
            公立大学法人兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所特任教授
            (現在に至る)



 【主な受賞歴】
 平成 5年:全国発明表彰経済団体連合会会長発明賞 「埋め込み型フォトダイオ-ド」
 平成 9年:科学技術庁長官賞研究功績者 「高感度低雑音CCDイメージセンサの研究」
 平成12年:映像情報メディア学会丹羽高柳賞業績賞 「CCDイメージセンサの研究開発と実用化」
 平成15年:映像情報メディア学会フェロー 「高性能CCDイメージセンサの研究開発および実用化に関する貢献」
 平成22年:IEEE Fellow 「CCDイメージセンサ開発の功績」
 平成22年:英国王立写真協会進歩賞「埋込フォトダイオードを始めとするイメージセンサの先駆的開発」
 平成23年:米国写真協会進歩賞「埋込フォトダイオードの発明」
 平成25年:映像情報メディア学会丹羽高柳賞功績賞「固体撮像素子の飛躍的高性能化と国際競争力確立への貢献」
 平成25年:山崎貞一賞 「埋め込みフォトダイオードを用いたイメージセンサの開発」
 平成25年:IEEE EDS J.J.Ebers賞 「埋込フォトダイオード(Pinned Photodiode)開発の功績 


【学長コメント】
 本学電子工学研究所 寺西特任教授にクイーンエリザベス工学賞の受賞が決定されましたこと、心よりお祝い申し上げます。受賞理由は「固体撮像素子(CCDイメージセンサおよびCMOSイメージセンサ)の研究開発、特に埋込フォトダイオード(Pinned Photodiode)の発明」の功績に対してで、静岡大学の重点研究分野であります光・イメージング分野の画期なイノベーションに関するものです。
 クイーンエリザベス工学賞は、英国が工学分野のノーベル賞を目指して設立した国際的な賞であり、今回で第3回を迎えましたが、寺西先生が日本で初めて受賞されましたことは、静岡大学にとりましても大変名誉なことであり、また、本学の学生・卒業生・教職員の大きな誇りと励みになります。
 寺西先生におかれましては、静岡大学にて益々のご活躍を期待するとともに、わが国の科学技術の発展に貢献されることを願っております。

静岡大学長 伊東 幸宏


【電子工学研究所長コメント】
 電子工学研究所 寺西特任教授にクイーンエリザベス工学賞の受賞が決定されましたこと、心よりお祝い申し上げますとともに、電子工学研究所にとって大きな誇りと励みになり本当に感謝いたしております。
 電子工学研究所は、テレビジョンの父高柳健次郎教授を祖とし、我が国で唯一、イメージングデバイス及びイメージングデバイスに特化した光・電子技術の研究を行っている研究所です。寺西先生の受賞理由は「固体撮像素子(CCDイメージセンサおよびCMOSイメージセンサ)の研究開発、特に埋込フォトダイオード(Pinned Photodiode)の発明」の功績に対してであり、まさにイメージングデバイスのキーテクノロジーの発明による受賞です。電子工学研究所にとってこれほど喜ばしくまた名誉なことはありません。
 電子工学研究所は、今後とも、寺西先生に御指導をいただき、イメージングデバイス及びイメージングデバイスに特化した光・電子技術の世界的研究拠点としての地位を確固たるものにしていきたいと思っています。寺西先生、クイーンエリザベス工学賞の受賞の決定本当におめでとうございます。

静岡大学 電子工学研究所長
三村 秀典


電子工学研究所 寺西信一特任教授からの喜びのコメント


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