HOME > ニュース一覧 > 平成28年度静岡大学学位記授与式(静岡地区)を挙行しました

ニュース

ニュース平成28年度静岡大学学位記授与式(静岡地区)を挙行しました

2017.03.23

式典では、代表者へ学位記が授与されました。


学長から卒業生・修了生に向けて、今後の活躍を期待し、告示がありました。

 平成29年3月23日に平成28年度静岡大学学位記授与式(静岡地区)が静岡市民文化会館を会場に行われ、学部学士課程卒業生1,177名、大学院修士課程修了生201名、大学院博士課程修了生14名、大学院専門職学位課程24名に学位記が授与されました。

 開式前には、静岡大学管弦楽団により『行進曲「威風堂々」第1番』が演奏され、厳かな雰囲気の中での開式となりました。
 伊東学長からは、「静岡大学はみなさんの出身校・母校であると同時に、こころの拠り所としての『故郷(ふるさと)』でもありたいと思っています。『故郷(ふるさと)』を思う気持ちで、これからもずっと静岡大学を想っていただけると、幸いです。」との告辞がありました。
 また、平成24年3月に人文学部を卒業され、現在、株式会社フィルムアート社の編集部において、数多くの書籍の編集に当たっておられる 山本 純也 さんから卒業生へのはなむけの言葉として、心温まる先輩講話をいただきました。
 学業成績が優秀な卒業生(人文社会科学部 竹中 詩織さん、教育学部 舞田 知里さん、理学部 井箟 郁美さん、農学部 河合 健太郎さん)に対して表彰状と記念品が贈られ、静岡大学防災マイスターの称号を授与された15名に対して認定証が贈られました。
最後に、卒業生・修了生を代表して人文社会科学部 鈴木 裕美子さんから、学長をはじめとする教員等に対する謝辞がありました。

 学び舎の静岡大学を忘れず、これからの人生をしなやかに、精一杯生きていってほしいと願い、みなさんの今後の活躍を期待しております。


成績優秀者に表彰状と記念品が贈られました。


卒業生・修了生を代表して人文社会科学部 鈴木 裕美子 さんから謝辞がありました。

<平成28年度静岡大学卒業・修了者数(静岡地区)>

○学部(学士課程)
人文社会科学部     409名
人文学部        18名
教育学部        388名
理学部         211名
農学部         151名 計 1,177名

○大学院(修士課程)
人文社会科学研究科   41名
教育学研究科      42名
総合科学技術研究科  112名
理学研究科       4名
農学研究科       2名 計 201名
         

○大学院(博士課程)
教育学研究科       2名
自然科学系教育部    12名 計  14名


○大学院(専門職学位課程)
教育学研究科       22名
法務研究科        2名 計  24名

静岡地区合計     1,416名


<平成28年度静岡大学学位記授与式(静岡地区)学長告辞>

 ただ今、学部1,177名、大学院修士課程201名、大学院博士後期課程12名、専門職学位課程24名の方々に学位記を授与致しました。また、愛知教育大学との共同大学院として教育学博士の学位を2名に授与致しました。
 16日の浜松キャンパスでの卒業・修了を合わせると、学部1,887名、大学院修士課程593名、大学院博士後期課程25名、専門職学位課程24名の合計で、2,529名に、学位記を授与いたしました。
 卒業生、修了生の皆様方、ご卒業おめでとうございます。ここに、静岡大学教職員を代表して、お祝いを申し上げます。卒業生・修了生の今日のこの日を心待ちにしてこられた、ご家族・保護者の皆様方には、心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。
 ご多忙にも関わらず、授与式にご臨席をたまわりました方々に、厚く御礼を申し上げます。有難うございます。

 さて、皆様方にとって今日の卒業の日は人生の大きな節目ですが、社会にとっても現在が大きな節目、変動の時期となっている気がいたします。
昨年4月の熊本地震は記憶に新しいですが、6年前に起こった東日本大震災とそれに続く原発事故は、社会のあり方・人々の考え方を一変させるほどの出来事でした。常日頃から起こりうる様々な可能性を想定し、そのための備えをすることの重要性を再認識させられました。来たるべき未来への洞察、迫りくる変化への対応は、社会としても個人としても欠かせない営みです。
 近年、人々の職業選択やキャリア観にも変動の波が押し寄せています。2011年にアメリカの小学校に入学した子どもの65%は、大学卒業時に今は存在しない職業に就くという、デューク大学のキャシー・デビッドソンさんの予測が波紋を呼びました。また、2015年、野村総研と英オックスフォード大学の共同研究により、日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能になるという試算が示され、こちらも話題となりました。
 いずれもにわかに信じがたい予測ですが、情報化を中心としたここ十数年の激しい変化を思い起こすと、こうした未来に対応し、自らの道を作っていく覚悟がもとめられます。
 日本は、今や人口減少に歯止めがかからず、農村部だけでなく、都市部でも急速に人口が減っており、2015年度の1億2,500万人から、2060年には9,000万人を割り込み、65歳以上の高齢化率も40%近くに達すると予想されています。
 言い換えると、日本は右肩下がりの縮小社会です。かつての日本のような膨張社会では、生産量や消費量を増やすための技術開発やビジネスモデルにより社会は活性化します。それに対して縮小社会では、人口が減り社会全体が小さくなってもその活性度を増やすアイデアを出し続ける必要があります。日本が今後発展を続けるためには、単に近視眼的なビジネスや研究開発を進めるだけでなく、社会が進むべき方向性を正確に把握し、全体を俯瞰して目標に近づけていく努力が必要になります。企業人となるにしろ、研究者になるにしろ、この視点は欠かせないものです。
 思い出してください。われわれ静岡大学のビジョンは、「自由啓発・未来創成」です。未来創成は大学の目標というだけではなく、関係者一人ひとりの課題でもあります。

 これからの人生、今の自分からは想像もできないような様々なことが起こるでしょう。楽しいこともつらいことも、いいことも悪いことも起こります。一人で解決するのは難しいこともあるでしょう。誰かに相談し、協働して解決することも必要になるでしょう。
 静岡大学はみなさんの出身校・母校であると同時に、こころの拠り所としての「故郷(ふるさと)」でもありたいと思っています。「故郷(ふるさと)」を思う気持ちで、これからもずっと静岡大学を想っていただけると、幸いです。

 学び舎の静岡大学を忘れず、これからの人生をしなやかに、精一杯生きていってほしいと願っています。みなさんの今後の活躍を期待しております。

 これをもちまして、静岡大学長としての、平成28年度学位記授与式の告辞と致します。


平成29年3月23日
国立大学法人静岡大学長
伊東 幸宏

ニュース一覧に戻る

このページについてのお問合せ先
このページに掲載されている内容について、疑問やご不明点などございましたらお気軽にお問合せください。
ウェブページの改善にご協力ください
必要な情報を適切に公開するため、ウェブページの改善に努めています。皆様の貴重なご意見をお寄せください。

※このサイトにはJavaScriptが含まれております。JavaScriptを有効に設定してからご利用くださるようお願いいたします。