「大学改革に関する外部有識者講演会『シリーズ 社会のニーズを探る 第2回』」を開催しました

2019/10/18
ニュース

 令和元年10月1日(火)に、株式会社電通パブリックリレーションズの花上憲司氏と、千葉大学特任准教授(広報戦略担当)の鹿野由利子氏を講師にお迎えし、「大学改革に関する外部有識者講演会『シリーズ 社会のニーズを探る 第2回』」を、静岡大学静岡キャンパス農学総合棟にて開催しました。

 国立大学法人静岡大学と国立大学法人浜松医科大学は、一法人複数大学制度(アンブレラ方式)により、静岡大学と浜松医科大学を設置する二つの国立大学法人を統合して、一つの国立大学法人とした上で、現行の静岡大学と浜松医科大学を再編、新たに静岡地区の大学と浜松地区の大学を設置し、それぞれの大学を経営する形式に移行することを目指しています。

 今般の講演会は、この新法人設立・大学再編に向け、社会のニーズを探る手立てとして、学外から有識者をお招きし、その知見をお借りすることで、大学改革を加速し、第4期中期目標・中期計画期間のスタートを良好なものとするために開催しているものです。

 第2回となる今回は、広報活動の在り方に焦点を絞り、本学教職員67名が聴講に集まりました。石井潔学長による開会の挨拶の後、花上氏、鹿野氏により、「PRとは 社会とのよりよい関係づくりのために」と題した講演が行われました。

 前半では、鹿野氏により、PR(パブリックリレーションズ)の意味やその在り方について講演していただき、今般の新法人設立・大学再編の関係のみならず、広報活動そのものに対する取り組み方を考える機会となりました。
 後半では、花上氏により、埼玉県4市の合併によるさいたま市誕生の際の取り組みを事例として挙げていただき、戦略的な広報の手法や、関係者内部でのコミュニケーションの必要性について、具体的なお話を伺うことができました。

 講演後の質疑応答でも、聴講した教職員から数多くの質問があり、両氏からの回答により、講演内容が一層深まった形で共有され、盛会のうちに幕を閉じました。

【写真 左より】

1.鹿野氏の講演
2.花上氏の講演
3.学長の挨拶

JP / EN