静岡大学 社会連携シーズ
近世ヨーロッパ史に関する研究
世界史・歴史教育に関する研究
近世ヨーロッパ史に関する研究
世界史・歴史教育に関する研究
キーワード
近世ヨーロッパ史、世界史、歴史教育
研究内容
戦争がなぜ生じどのように収まったのかに関心を抱いたことが歴史を志す動機となったこともあり、一種の戦国時代といえるヨーロッパの近世史を専攻するようになりました。特にこの時代最大規模の混乱といえる三十年戦争を終息させたウェストファリア条約を中心に、関連諸国の利害や平和を実現しようとした外交官たちの交渉に焦点を当てて研究を進めています。こうした視点は現代の戦争・紛争の原因を追究し、どのように和平を実現していけばよいのか考えていく上でも示唆に富んでおり有益といえるでしょう。
他にも、我々日本人と直接関係のない外国の歴史や世界史はなぜどのように学ぶ必要があるか、「暗記」科目とされる歴史をどのように教えるのか、といった歴史の意味や教育の仕方についても、未来の教員を志すゼミ生たちとともに考えております。
社会連携に向けたアピールポイント
歴史全般に言えることですが、過去と直接関係するすべを持たない現代人の我々がそれを考えることは、本来理解し得ない他者へと接近する感性を磨き、直接見知ることができない存在への想像力を育むことにつながります。また、それを論述する作業の中で、一見関係ないように見える事実の因果関係を探求することを通じて、無用の用を知り、複雑な社会を理解し対応する力や、新しい事物を発見する力、物事を有機的に結び付けて考える豊かな発想力を鍛えます。何よりも歴史を作る主体は人間ですから、人間そのものに対する理解と愛情が深まるのではないでしょうか。以上の問題意識に立ち、これまでの具体的な活動としては、附属学校における共同研究者として歴史分野の授業実践に関する助言や出張授業を行ったり、中高生からの歴史に関するインタビューに回答したり、専門的な研究を世界史の授業教材として開発する研究論文を発表したりしてきました。
SDGs目標
年度
2026~
- 教員氏名
- 伊藤宏二
- フリガナ
- イトウ/コウジ
- 所属
- 学術院教育学領域
- 職名
- 准教授
- 研究分野
-
- 人文・社会ヨーロッパ史、アメリカ史