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静岡大学 社会連携シーズ

カンキツ果実における機能性成分の生合成メカニズムの解明
カンキツ果実における機能性成分の高含有化技術の開発

カンキツ果実における機能性成分の生合成メカニズムの解明
カンキツ果実における機能性成分の高含有化技術の開発

キーワード

カンキツ、β-クリプトキサンチン、ノビレチン、ビタミンC

研究内容

 β-クリプトキサンチンは、カンキツ特有のオレンジ色のカロテノイド色素です。この色素は、ビタミンA効力を有するほか、ガン、糖尿病、骨粗しょう症といった生活習慣病の予防が期待される機能性成分です。静岡特産のウンシュウミカンには、このβ-クリプトキサンチンが豊富に含まれています。また、ノビレチンは、カンキツ特有のポリメトキシフラボノイドで、発ガン抑制効果やアルツハイマー病の予防が期待される機能性成分です。静岡特産のポンカンや沖縄のシークヮーサーの果皮に多く含まれています。
 本研究では、カンキツ果実における特有の機能性成分を高含有化させ、高品質・高機能な果実をつくる技術の開発を目指します。さらに、β-クリプトキサンチンおよびノビレチンの生合成に関わる遺伝子の発現解析を行うことにより、それらの蓄積メカニズムを解明し、高含有化技術を科学的根拠に基づいた技術とします。

社会連携に向けたアピールポイント

◆特筆すべき研究ポイント
 これまで、 β-クリプトキサンチンの高含有化メカニズムを、ウンシュウミカンの培養した砂じょう(果肉部分、写真)および果実において、カロテノイド生合成に関わる遺伝子の発現を調査することにより解明を行ってきました。β-クリプトキサンチンとノビレチンはカンキツ特有の機能性成分であり、他の果実や野菜にはほとんど含まれていません。また、これら成分は一部のカンキツ品種にしか含まれていません。
 本研究では、 β-クリプトキサンチンおよびノビレチンを高含有化する条件を確立します。本技術を開発することにより、β-クリプトキサンチンとノビレチンが豊富に含まれる高品質・高機能なカンキツ果実を作出することが可能となります。

SDGs目標

年度

2026~

関連URL

https://wwp.shizuoka.ac.jp/postharvest/%e5%bd%93%e7%a0%94%e7%a9%b6%e5%ae%a4%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/

教員氏名
加藤雅也
フリガナ
カトウ/マサヤ
所属
学術院農学領域
職名
教授
研究分野
  • 環境・農学園芸科学
HP
https://tdb.shizuoka.ac.jp/RDB/public/Default2.aspx?id=10884