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TEL. 054-238-4926

〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836

静岡大学 静岡共同利用機器センター ゲノム機能解析部
 Functional Genomics Section, Shizuoka Instrumental Analysis Center

次世代シーケンス受託解析

次世代シーケンサー(MiSeq)ご利用の注意事項について


1. ご依頼前の注意事項

●ご依頼前に、以下のファイルをご確認下さい。

受託解析の流れについて

まずは受託解析相談申込書に必要事項をご記入の上、ゲノム機能解析部へメールで送付、ご相談ください。
なお、ご相談の段階でサンプル情報がわかる場合は、必要事項をご記入の上、提出をお願い致します。


★提出書類

受託解析相談申込書


解析依頼書(ゲノムシーケンス)

解析依頼書(RNAシーケンス)

解析依頼書(メタゲノム解析)

解析内容を精査し、問題なければ以降のステップへと進みます。
依頼内容によっては、お引き受けできない場合もございますので予めご了承ください。

NGS解析にあたってのDNAサンプルの準備について

NGS解析にあたってのRNAサンプルの準備について

NGS解析にあたってのメタゲノム用DNAサンプルの準備について

●こちらでの核酸の抽出サービスにつきましては実施しておりません。

●各種アプリケーションによって、受け入れ可能な核酸の状態が異なります。詳しくは、下記連絡先にお問い合わせください。

 国立大学法人静岡大学
 静岡共同利用機器センターゲノム機能解析部
 連絡先:kyoudou2★suml.cii.shizuoka.ac.jp (★を@に変えて下さい)
 TEL 054-238-4926
 FAX 054-238-4926

2. ご依頼方法

●事前の打ち合わせ(ご相談)を前提とします。打ち合わせ内容としまして、例えば次世代シーケンサーによる解析でどのような結果を得たいのか(想定しているのか)、事前の準備(予備実験や過去の文献探索)をどのくらいされているのか、予算は十分か、いつまでに結果を納品すればよいか、共同研究とするのか等です。

●それぞれの解析の料金設定は、指定されたサンプル数、指定された試薬キット、想定されるリード量に基づく基準価格(最低価格)となっております。事前の打ち合わせの際に、ご依頼されるサンプルごとに最適な条件(特にリード量)をご相談させていただき、データ量に応じて受託解析価格を確定させていただきます。

●解析の規格仕様・サービス内容などにつきましては予告なしに変更することがあります。

●解析受注後、実作業に入ってからのキャンセルはサービスの性質上お受けいたしかねます。
(やむを得ない場合は実作業分の料金をご請求させていただきます。)

●料金は前納の場合のみ解析の委託を受け入れます。

★解析内容ごとの基準価格設定

料金表:「学外料金設定」をご確認下さい。

●利用料金の中に含まれるシーケンス料金分は「想定する取得データ量」に応じて計算し、最終的は受託解析価格を確定し請求させて頂きます。
 (リード量の追加を希望される場合の料金設定)

★サンプルの保存及び持込み(送付)についてのご注意

サンプルの保存及び持込み(送付)について

●サンプルの送付については委託者負担となります。元払いでお送りください。着払いでお送りいただきました場合はサンプルを受け取れない場合もございますのでご注意ください。

●送付する核酸が
RNAの場合には凍結状態を維持するために充分量のドライアイスを同梱し冷凍便でお送りください。送付する核酸がDNAの場合には-20℃の状態の冷凍便でお送りください。冷凍が不十分な場合や梱包上の問題がある状態でサンプルが届いた場合はご連絡差し上げます。輸送時のトラブルに関してはその責任を負いかねます。

DNAあるいはRNAサンプル到着後、蛍光試薬やマイクロ電気泳動機器などを用いて核酸の品質チェックを実施します。十分な品質でなかった場合は再送付をご依頼いたします。品質が不十分な状態でも解析は可能ですが、その場合はリード量などの保証はできませんので予めご承知おきください。また、品質検査を通過しましてもライブラリが得られない場合も稀にございます。原因が同定できないケースもございますので、予めご了承ください。

●サンプルに由来する原因により、ライブラリ回収量が一定の基準を満たさない場合はご相談させていただきます。ライブラリ再調製の際には追加費用が発生いたします。予めご了承ください。

●土、日、祝日はサンプルの受け取りを行っておりませんので、平日着となるよう送付してください。

★データの品質と納期についてのご注意

●解析に用いる核酸の品質が十分であることが確認された段階から、3ヶ月以内を目安にシーケンスを実施し、配列データをご返却いたします。追加の配列解析(De novo assemblymapping)をご希望される場合は、シーケンス完了後1ヶ月を目途に解析結果をご返却いたします。これらの納期につきましては機器の稼働状況、データ品質等にも左右されますのでご理解ください。また追加解析の内容によっては受託困難な場合もございますのでご了承ください。

●年度末の解析受託については年度を跨いでの納品となる可能性がありますので、料金の支払い方法によってはお引き受けできない場合もございますのでご注意ください。

●受託解析料金表に記載された配列データ量は、あくまで標準的な目安となる数値です。各サンプルのデータ量を確実に保証するものではございませんのでご注意ください。想定値に達しない場合でも再解析をご依頼される場合は有料となります。

●機器に長期間の故障が生じた場合は、納期の大幅な延期、あるいは受託解析を中止させていただきますのでご了承ください。中止の場合、核酸の品質チェック等に要した手数料分を差し引いた形で返金させていただきます。

●解析結果をHDDなどで返送することをご希望される場合、送料は委託者負担となります。こちらから着払いにてお送りさせていただきます。

3. 受託解析料金の支払い

●一般企業や大学等からの解析受託については原則的に、綿密な打ち合わせによる解析スケールや試薬条件などの見積りをおこなった後、料金前納の場合のみ受託いたします。

●支払い方法については、以下をご覧ください。

静岡大学 イノベーション社会連携推進機構:定型的試験依頼書http://www.oisc.shizuoka.ac.jp/rule/#48e9320f


●ご利用の1ヵ月前までに、定型的試験依頼書をご記入の上、静岡大学学術情報部産学連携チームまでお送りください(メールで送付後、押印した本通を郵送頂けると幸いです)。

●学内手続きの後、決定された測定期間や回数等に基づき、産学連携チームより受託決定のご連絡と共に見積書をお送りしますので、ご確認ください。
その後、財務施設部より請求書を送付いたします。原則として、定型的試験開始前までに入金手続きを行って頂きますようお願いします。

4. 受託解析により得られたデータの返却方法

●作業報告書

●シーケンスデータ一式(塩基配列情報、精度情報)

●各種アプリケーションに適したデータ解析結果

個人ゲノム情報を含まない塩基配列データは、特にご要望が無ければクラウドサービスにより返却いたします。HDDでのご返却をご希望される場合は、データの返送にかかる送料は委託者負担となります。事前にデータ容量をご連絡いたしますので、HDDをご準備いただき元払いにてお送りください。納品物が大容量になった場合はHDDで納品対応とさせていただきます。返却する解析結果のファイルにつきましては、PDFファイル、fastqファイル、MD5(ハッシュ値)、などが標準的な形式として含まれますが、こちらで対応可能な形式であれば他の形式でも出力します。返送の際は、こちらから着払いにてHDDをお送りさせていただきます。

●お客様よりご提供いただいたサンプル・情報および納品物の複製物は、別途期限を定めている場合を除き、業務終了後3ヵ月を経過すると順次廃棄いたします。保管はいたしませんのでご了承ください。

5. 追加解析やデータの登録作業に関して

●原則的に、事前の打ち合わせにより取り決めた解析サービスまでをご返却致しますが、その後の追加解析依頼につきましては、料金を含め別途ご相談ください。

NGS解析の結果を論文などに公表する際には、データベースへの配列データの登録など、適切な方法での公開が求められる事が多くなっておりますが、DDBJDNA Databank of Japanhttp://www.ddbj.nig.ac.jp/)が運用するDRADDBJ Sequence Read Archive; http://trace.ddbj.nig.ac.jp/dra/index.html)(次世代シーケンサーのデータベース)への登録につきましても、別途ご相談いただけましたら代行いたします。

6. その他・注意事項・免責事項

●ご提供・ご指示いただくサンプルや手法から生じる工業所有権・安全性などの問題については、 一切責任を負いかねます。

●ヒト生体試料の解析にあたり、個人情報に関わるサンプルは、委託者の所属研究機関の長の許可と所属施設の倫理委員会等で遺伝子解析研究に用いられることの承認を受けた上で行うものとし、かつ委託者の責任において匿名化されたものに限らせていただきます。これらの点につきましては事前に確認させていただきますので文章でご用意ください。
(参考:ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針)

●ご依頼いただくサンプルは、文部科学省の「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(カルタヘナ法)におけるP1レベルのサンプルに限らせていただきます。 また、感染性のあるサンプル(HCVHIVなど)の受け入れはおこなっておりません。

●本受託解析サービスは、試験・研究を目的にご利用ください。その他の目的(営利目的、食品の製造・品質管理や医療診断など)には使用しないでください。

●本受託解析サービスにより得られた結果が原因となり生じた損失・損害等について、サービスの仕様上、責任を負いかねます。

●静岡大学静岡共同利用機器センターにおける学外からのNGSの受託解析につきましては、学内への機器利用サービス時間を考慮の上での活動となっております。従いまして、大量のサンプルの解析依頼により長期間に渡って機器を占有するような受託依頼につきましては依頼内容を一部変更して頂くことや、お引き受け出来かねる場合もございますのでご了承ください。

●本受託解析において、シーケンスだけでなく配列解析サービスまでをご依頼された場合は、解析担当者との共同研究扱いとさせていただきます。そのデータを用いた論文発表等に際しましては、「国立大学法人・静岡大学・静岡共同利用機器センター・ゲノム機能解析部」との共同研究であることを明記して下さい。当受託解析サービス担当部署の英語表記は、Functional Genomics Section, Shizuoka Instrumental Analysis Center, 836 Ohya, Suruga-ku, Shizuoka 422-8529, Japan となります。

国立大学法人静岡大学
静岡共同利用機器センターゲノム機能解析部
422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
TEL 054-238-4926
FAX 054-238-4926

連絡先:kyoudou2★suml.cii.shizuoka.ac.jp(★を@に変えて下さい)

国立大学法人 静岡大学
遺伝子実験棟
Gene Research laboratory of Shizuoka University

〒422-8529
静岡県静岡市駿河区大谷836
836 Ohya, Suruga-ku, Shizuoka 422-8529, Japan

TEL 054-238-4926
FAX 054-238-4926