TEL. 054-238-4926
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
設置場所:遺伝子実験施設 4階 バイオフォトン解析室
機器類利用料(半期):700円(学内)
物質を構成する分子に光照射(励起光)すると、光を吸収したのちその光エネルギーを光として放出することがあり、これを蛍光と呼んでいる。蛍光分光法は、この蛍光強度を測定することで試料の性質や濃度を調べる方法である。この方法は吸光分析法に比べて感度が高く、蛍光を出す分子種が比較的限られていることから目的成分を選択的に検出することが可能である。また蛍光を出さない物質については化学反応(蛍光試薬、蛍光指示薬、蛍光プローブ法など)により蛍光物質へ導き分析することが可能である。蛍光分析法が最も有用性を発揮するのは有機化合物、特に複雑な構造を持つ微量、超微量の有機物(アミノ酸、アミン、タンパク質、糖類、核酸、ビタミン類、酵素、ステロイドなど)である。
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