【第144回 2021.3.1】

こんなことがありました

投稿者:高塚 芳弘(昭和44年 理学部化学科卒)

①今年悩まされた植物・・・ ホタルイ Scirpus juncoides
   管理している田んぼに、こんなかわいい名前のイグサ(カヤツリグサ科)が、今年突然多数発生し、抜いても刈ってもまた伸びてきて、もう大変でした。
 あの暑かった夏、田んぼの中に入って作業をすると、(昔々、草原でいたずらをして長い草の束を頭で結びつけて、トラップを作った時の様に)足に引っかかって歩きにくかったです。〝にくい″というのがこの草の進化しているところで、動物がそこを通ると穂同士が絡まって抵抗するのです。その結果、穂が飛び散ってしまい、来年は大変です。昨年は気がつかなかったのに・・・。なるべく除草剤などの農薬を使わないで稲を育てることをモットーとしているのですが。

 

②今年根絶した(?)植物・・・ ママコノシリヌグイ polygonum senticosum
   管理している草原(くさはら)等に生えているのを見つけて、他の草を引き抜くと同じように素手で引き抜こうとすると、思わず声を上げて手を離すほどのショックを受けます。そう、茎に鋭い刺が生えているのです。
 見つけては根絶作業をしていましたが、この秋、根残しを発見すると、その名や抜く時の痛さからは予想できない程の、きれいな色の花と大きな実が付いていました。これからは、囲いをめぐらせた中で、しっかり管理して育てていこうと考えました。上手くいくかなぁ、これも彼らの進化の結果なのか・・・!?

 

③今年も絶滅できない植物・・・ コセンダングサ Bidens Pilosa
   どうしようもない程あちこちに生えていて、本当にどうしようもない。
 草刈機で刈っても、その下の茎から新しい枝が伸びてきてしまいます。徹底的に抜くしかないです。今頃になると、ズボンに穂が沢山付いてきて、無闇やたらに取ると、翌年そこの場所に芽が出てきます。したたかです。

リレーエッセイへのコメントを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。