静岡県警人身安全少年課の監修のもと 「闇バイトから身を守る」ための教材を開発 -6/16(日)に静岡県立静岡中央高等学校通信制の課程で公開授業を実施-

プレスリリース

国立大学法人静岡大学教育学部塩田研究室(准教授:塩田真吾)は、静岡県警人身安全少年課の監修のもと、「闇バイトから身を守る」ための教材を開発し、6/10(月)より無料で公開しております。

全国的に特殊詐欺の被害はここ数年増加傾向にあり、令和5年中も認知件数、被害額共に増加するなど、依然として深刻な情勢にあります。令和5年中に、静岡県内で特殊詐欺により検挙された者は81人おり、このうち少年は10人で、特殊詐欺検挙者の約1割を占めています。闇バイトを入口として、特殊詐欺犯罪に関わる少年が後を絶ちません。

一方、こうした闇バイトに対しては、継続的に啓発活動が行われていますが、その多くが「危険性を伝えて、怖がらせる」という教育方法のため、子どもたちが「自分には関係ない」と他人事になりやすいという課題がありました。

そこで塩田研究室では、静岡県警人身安全少年課の監修のもと、「場面強制想像法」を用いた教材を開発いたしました。本教材では、「自分が闇バイトをやってもよいかなと思うのは、どんな時?」(場面強制想像法)というワークを行うことで、「状況によっては闇バイトをやってしまうかも」という自覚を促し、こうした場面での「相談するスキル」を身につけることを目的としています。本教材は、6/10(月)より静岡大学教育学部塩田研究室のホームページ上で公開し、教育関係者や警察関係者は無料でダウンロードしてご活用いただくことが可能です。

なお、本教材を用いた公開授業を6/16(日)に静岡県立静岡中央高等学校通信制の課程において実施しますので、報道関係者の皆様におかれましては、ぜひ取材をお願いいたします。

公開授業
開催日

2024年06月16日()

時間 12:15 受付開始
場所 静岡県立静岡中央高等学校通信制課程校
中央キャンパス(静岡市葵区城北2丁目29-1)
当日の流れ 12:15 受付開始
12:25 趣旨説明、開発の経緯、開発のポイントについて
    説明者:教育学部 准教授 塩田真吾
        静岡県警本部人身安全少年課
12:40 教室へ移動
12:50 公開授業の実施 …授業者:生徒指導担当教員
13:10 報道控室へ移動 …教員・生徒へのインタビュー
13:20 質疑応答 
13:30 終了
取材申し込み 【必ず申し込みが必要です】
下記①~④を記載の上、メールでお申し込みください。
①貴社名、②担当者名、③参加人数、④連絡先
E-mail:shizuoka.shiota.lab[at]gmail.com(担当:小田)

※[at]を@に変更してご利用ください。

【取材申し込み期限】
6/14(金)16:00まで
▲ 教材のイメージ

▲ 教材のイメージ

本件に関する
お問い合わせ先:

静岡大学教育学部
准教授 塩田 真吾
TEL:054-238-4673

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