第22回 静岡歴史教育研究会のご案内

講演・講座

地方国立大学における世界史教育・歴史教育の拠点構築
―岩井淳教授の研究と教育を振り返る―

 本学で長年にわたり教鞭をとってこられた岩井淳教授が、今年度をもってご退職されます。1990年に静岡大学人文学部に着任された岩井教授は、『千年王国を夢みた革命』(講談社選書メチエ、1995年)、『ピューリタン革命と複合国家』(山川世界史リブレット、2010年)、『ピューリタン革命の世界史』(ミネルヴァ書房、2015年)といった単著のほか、多数の編著・訳書を著し、イギリス近世史研究をリードしてきました。また、研究のみならず教育にも情熱を捧げ、多数の学生・院生を教え導いて大学・高校の教員界へ送りだしてきました。さらに、2010年から本研究会を立ち上げて高大連携の推進に力を尽くされてきたことについては、贅言を費やすまでもありません。

 32年間にわたる静岡大学でのご業績を振り返り、1990年代に教えを受けた日本福祉大学の望月秀人氏に、ご研究の意義を解説していただきます。また、2000年代に指導生であった静岡市立高校水野彰紀氏には、高大連携に対して果たされた役割を概観していただきます。最後に、2010年代に謦咳に接した秀明大学の衣笠太朗氏に、学生教育に関する多彩な取り組みを回顧していただきます。岩井教授からは、リプライしていただくとともに、静岡での教員生活をざっくばらんに語っていただきます。

 ご縁のあったみなさんのご参加をお待ちしています。

開催日

2021年12月11日()

時間 13:30~18:00
場所 静岡大学 静岡キャンパス 人文社会科学部B棟4階 401教室
参加費 無料
イベント詳細 【主催】
静岡大学人文社会科学部学部長裁量経費「歴史教育の地域的基盤を構築する教材・教授方法の実践と高大連携の進展」、静岡

【歴史教育研究会問合せ先】
藤井真生(静岡大学人文社会科学部)
E-mail:fujii.masao[at]shizuoka.ac.jp
※[at]を@に変更してご利用ください

【ご注意】
今回はコロナ対応のため定員を60名とさせていただきます。
参加希望の方は藤井までメール連絡をお願いします。
また、今回は懇親会の予定はありません。
JP / EN