薬物・アルコール依存症からのリカバリー『渡邊洋次郎さんお話会』を開催します

イベント

テーマは「薬物・アルコール依存症からの」ですが、子ども期の経験、家族、依存症と回復、ピアと支援、様々なトピックがあります。
参加者皆さまの立場やご関心も様々だと思いますが、まずはご本人のお話を聞くことから。対面開催でリアルに共有しましょう。
ご参加お待ちしています。

薬物・アルコール依存症からのリカバリー『渡邊洋次郎さんお話会』
開催日

2023年01月25日()

【対面開催】定員:60人(先着順)

【事前参加申し込みが必要です】
◆ 事前参加申し込みは 【 こちら 】
・感染症対策のため、必ず上記からお申込み下さい。

時間 18:00~20:00
場所 静岡県男女共同参画センターあざれあ 5F 502会議室
(静岡県静岡市駿河区馬渕1丁目17-1)
参加費 無料
イベント詳細 【対象】
専攻大学院生・教員、静岡大学・大学院学生・教職員、その他関心のある方(学外歓迎)

【主催】
静岡大学大学院 人文社会科学研究科 臨床人間科学専攻

※席に限りがありますので、欠席の場合は、ご自身で必ずキャンセル手続きをしてください。
※主催者で記録をとります。参加者は、録音・録画・撮影や配信をお控え下さい。
※主催専攻関係者に限りオンライン参加する場合があります。アーカイブ配信は予定していません。


◆渡邊洋次郎さんプロフィール

1975年、大阪府生まれ。介護福祉士、リカバリハウスいちご職員。
中学の頃に不良グループから強制的にシンナーを吸わされて、薬物依存症になり、鑑別所入所、少年院入院を繰り返す。
18歳でホストになったことをきっかけに、20歳からアルコール依存症等で精神科病院へ48回入院。
30歳で窃盗などで3年間刑務所服役。
末期がんの父親の最期にも立ち会えず仲間と薬物に依存し、家族と断絶。
その後「リカバリハウスいちご」とつながり、ピアカウンセリングや就労支援を受け、10年以上をかけて少しずつ回復。
5年前から依存症回復支援施設リカバリハウスいちごで正規職員として働きながら啓もう活動を精力的に行う。
4年前に介護福祉士試験合格。
一昨年通信制高校卒業。

著書に『下手くそやけどなんとか生きてるねん。: 薬物・アルコール依存症からのリカバリー』(現代書館、2019年)。
当事者の立場から、アルコール・薬物依存の治療の場である精神科医療の閉鎖病棟、保護室、拘束帯など、様々な人権侵害を指摘。
依存症回復者が地域社会で生きる際の課題、家族・医療者・支援者の心構え、日本の依存症対策の問題点なども列挙。

申込み方法・問い合わせ先:

静岡大学人文社会科学部
白井 千晶(専攻教員)
E-mail:shirai.chiaki[at]shizuoka.ac.jp
※[at]を@に変更してご利用ください

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