第2回「医・工・情報連携ワークショップ」を開催しました
静岡大学と浜松医科大学は、静岡大学 工学部・情報学部、浜松医科大学 医学部 医学科・看護学科の学生間交流を図り、医・工・情報連携の新たな可能性を切り拓くことを目的に、8月22日に浜松医科大学を会場として、第2回「医・工・情報連携ワークショップ」を開催しました。
今回は「避難所運営のシミュレーションと地域社会の回復に向けたソーシャルソリューションの検討」をテーマとして、静岡大学から工学部6名、情報学部6名、浜松医科大学から医学科6名、看護学科3名の計21名の学生が参加しました。
参加学生は、テーマに関連した分野で活躍する 静岡大学防災総合センター 岩田 孝仁 特任教授、浜松医科大学次世代創造医工情報教育センター 副センター長 齊藤 岳児 准教授、浜松市危機管理監危機管理課市民啓発グループ 渥美 高幸 グループ長、静岡大学防災総合センター長 北村 晃寿 教授から、災害や防災、災害時医療や避難所の課題等に関する講義を受けた後、各領域の学生が混在する形で6グループに分かれて避難所の課題解決について検討しました。
グループワークでは、浜松医科大学次世代創造医工情報教育センターの齊藤准教授がコーディネーターを務め、傷病者の担送体験、水から作るカップラーメン、突発的な停電イベントなど、体験学習を交えた実践的な手法で進められました。
さらに学生たちは、各自の専門領域の知識をもとにアイディアを出し合い、活発な議論が展開されました。
終了後は、浜松医科大学の施設見学、学生や教職員が参加する交流会が開催され、将来の両大学での医・工・情報連携が期待されるワークショップとなりました。