第9回生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウムを開催しました

2024/12/13
研究

静岡大学電子工学研究所は「第9回生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウム」を、12月3・4日の二日間、アクトシティ浜松コングレスセンター(浜松市)にて開催しました。

この国際シンポジウムは、文部科学省の共同利用・共同研究拠点(ネットワーク型)に認定されている「生体医歯工学共同研究拠点」(東京科学大学生体材料工学研究所を中核機関として、東京科学大学未来産業技術研究所、広島大学半導体産業技術研究所、静岡大学電子工学研究所の各研究施設で構成)が毎年開催しているもので、今回が9回目。
期間中、国内外の大学・企業等の研究機関から236人もの研究者や大学院生が参加しました。

初日の3日に行われたオープニングセッションでは、日詰 一幸 学長の開会あいさつに始まり、続いて、柳澤 好治 文部科学省研究振興局大学研究基盤整備課長 によるあいさつ、影近 弘之 拠点長(東京科学大学生体材料工学研究所長)から拠点の概要説明が行われました。

2日間にわたり行われたトークセッションでは、各拠点の共同研究者のほか、4人の海外からの招待講演者、4人の若手研究者による最新の研究紹介や研究成果の発表があり、会場からは多数の質問が出され、活発な議論が交わされました。
さらに、若手研究者を中心としたポスターセッションでは、154件の研究成果が発表されました。
このうちポスターアワードには86件のエントリーがあり、審査の結果、若手研究者・大学院生の発表課題8件が選定されました。

2日間にわたって開催された本シンポジウムを通して、最新の研究成果発表と情報交換により、先進的共同研究が推進され、我が国の生体材料、医療用デバイスなどの実用化に向けた今後の国際共同研究の更なる展開が期待されます。

JP / EN