上海交通大学次世代日中友好団(教員・学生)が静岡大学を視察 -和やかな雰囲気で学生交流と研究活動紹介-
上海交通大学次世代日中友好団 60名(学生54名、引率教員6名)が、11月21日に静岡大学を視察しました。
今回の訪日は日本国駐上海総領事館による派遣事業として実現したもので、一行は環境保護・減災防災をテーマに日本各地を視察訪問しました。
静岡県内では静岡県地震防災センター等で地震防災の取組について説明を受け、この日は静岡大学(静岡キャンパス)にて 教育学部 藤井基貴研究室 の英語によるプレゼンテーション「私たちの防災教育(Our BOSAI)」が行われました。
藤井研究室による研究活動紹介に先立って、国際連携推進機構の 徐 真真 特任助教より、英語と中国語で歓迎の挨拶が行われ、その後、藤井准教授、鵜飼 俊二 学術研究員、大学院生の 竹下 琴里 さん、竹内 優芽 さんが英語でプレゼンテーションを担当しました。
近年、中国でも防災教育についての関心が高まっており、プレゼンテーションの後は質問が相次ぎ、活発な意見交換がなされました。
上海交通大学の学生・教職員からは「藤井研究室の教材を中国でも活用したい」「国際共同研究をすることは可能か」といった感想や提案が寄せられました。
プレゼンテーションの後は国際連携推進機構主催による学生交流イベントが開催され、留学生を含めた静大生と上海大学学生とで両国の文化や慣習についてリラックスした雰囲気のなかで意見交換がなされました。
上海交通大学次世代日中友好団は23日に中国へ帰国し、日本国駐上海領事館からも本学に感謝の意が伝えられました。