『第12回国際ESDフォーラム』を開催しました

2025/01/08
ニュース

「第12回国際ESDフォーラム」を、2024年12月5、6日に開催しました。

本フォーラムは、本学教育学部が連携大学と共に開始したもので、2021年に本学とフィリピン、タイ、インドネシアの5大学が「JPTI6 Sustainable Development Consortium」を立ち上げて以降は、コンソーシアム事業の一つとして毎年開催しています。
また、コンソーシアム立ち上げと同時に、国際連携推進機構/未来社会デザイン機構サステナビリティセンターが本学の窓口となっています。

第12回目の今回のフォーラムは、インドネシアのガジャマダ大学UGM・インドネシア教育大学UPIを幹事校に、「持続可能な開発ための教育を通じたレジリエントなコミュニティの構築: より良い持続可能な地球のためのSDGsの推進」(Building Resilient Communities through Education for Sustainable Development: Advancing the SDGs for a Better and Sustainable Planet) というテーマのもと、12月5日はインドネシア・ジョグジャカルタ現地フィールド訪問、6日はガジャマダ大学のキャンパスを会場にオンライン形式と併せてのハイブリッド方式でフォーラムが開催されました。
コロナ禍を経て久しぶりに対面を含む開催形式となり、本学からも現地参加とオンライン参加となりました。

開会式では、幹事校UGMおよびUPIの学長からの挨拶に続き、コンソーシアム構成大学の学長からの挨拶があり、続いて、UGMのProf. Dr. M. Baiquniによる基調講演「UGM Action for Community Resilience through Collaborative Learning: Strengthening Local Solutions for Sustainable Development」がありました。
その後、四つのパラレルセッションにおいて各大学からの研究発表が行われ、本学からも以下の発表がありました。
各セッションごとのまとめ報告に続き、コンソーシアムを活用した交流についての意見交換が行われ、盛会のうちに終了となりました。

■小堀光(農学部)
「Education Program in Agricultural Environment; A Practical Learning for Sustainability with Rural Mountainous Communities」

■篠原和大(人文社会科学部)
「Experimental restoration of ancient agriculture using Cultural Heritage and a Perspective on Agricultural Sustainability: Toro Agriculture Research」

■遠山紗矢香(情報学部)
「How is the Gender Image of Programming Different from Other Subjects? A Quantitative Study for Japanese Students」

■内山智尋(未来社会デザイン機構)
「The Role of Universities in Community Partnerships Linked to High School ‘Inquiry-Based Learning」

パラレルセッション2 モデレーター: 堂囿俊彦(グローバル共創科学部/サステナビリティセンター)

UGM学長による開会の挨拶

UGM学長による開会の挨拶

本学・日詰学長による挨拶

本学・日詰学長による挨拶

現地参加およびオンライン参加の皆さん

現地参加およびオンライン参加の皆さん

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