JSTサイエンスカンファレンス2024で優秀賞を受賞したFSS受講生に学長から賞状を授与
静岡大学は、JSTの委託事業グローバルサイエンスキャンパスを、平成29年度から「未来の科学者養成スクール(FSS)」として運営しています。
この事業は、世界を舞台に活躍できる科学技術人材の育成を目的として、卓越した意欲と能力を持つ高校生などを対象に、各地の大学等で国際的な活動を含む高度で体系的な育成プログラムを開発、実施する大学を支援するものです。
グローバルサイエンスキャンパス等の受講生の成果発表全国大会であるJSTサイエンスカンファレンス2024が、令和6年10月13日・14日に、日本科学未来館において行われ、全国から集まった44組47名が初日にポスター発表を行い、その中から選ばれた11組13名が2日目の口頭発表に挑みました。
その結果、FSS受講生 大迫 悠暉さん(静岡県立清水東高等学校2年)が発表した「疑似濃淡電池の反応機構の解明」と、高津 圭梧さん(静岡県立静岡高等学校2年)が発表した「瀬戸川帯の付加体中に産する鉄丸石の微細構造観察」の2件が「優秀賞」を受賞しました。
2月12日、大迫さん、高津さんに、日詰 一幸 学長から賞状が授与され、お祝いの言葉が贈られました。
授与式には、塩尻 信義 理事、FSS実施責任者である粟井 光一郎 教授、FSS指導教員 近藤 満 教授も同席し、懇談を行いました。
【大迫 悠暉さん コメント】
2年間、夢中で研究し続けてきた結果、このような賞を受賞することができ嬉しく思います。
これまで研究を支えてくれた先生方に感謝すると共に、サイエンスカンファレンスで他の参加者から得た刺激を糧に、今後も努力していきたいと思います。
【高津 圭梧 さん コメント】
小学生の頃から続けてきた私の研究が、このような形で評価されたこと、非常にうれしく思います。
研究の継続による蓄積が自身の研究の強みであると受け止めています。
FSSでの活動は私の研究をより学術的なものにし、私自身を成長させるまたとない機会でした。
日ごろからご指導くださった石橋秀巳准教授に心より感謝申し上げます。
今回の受賞を励みに、今後も自身の探究心を忘れずに、研鑚に励みたいと思います。