産学連携デザインプロジェクトによりリケンテクノス株式会社とパッケージデザインを共同開発
国立大学法人 静岡大学(本部:静岡市駿河区、学長:日詰 一幸)は、リケンテクノス株式会社(本社:東京都千代⽥区、代表取締役 社⻑執⾏役員:常盤 和明)と産学連携デザインプロジェクトを推進し、ラップ製品のパッケージデザインを共同開発しました。
リケンテクノス社からのラップ製品のパッケージデザインの依頼をきっかけとして、2023年より産学連携デザインプロジェクトが始動しました。
本学の教育学部美術教育専修および地域創造学環アート&マネジメントコースの在学生を対象に参加者を募集し、本学 伊藤 文彦 教授(当時:現 名誉教授)の指導のもとデザイン開発を進めてきました。
学生16名が参加したプロジェクトでは、同社からの要望(パッケージ仕様、表示等)に応える形で行われ、実際の店舗での陳列の様子や関連する商品のパッケージなどの調査・分析を行いました。
創出されたデザイン案は、同社のプロジェクトチームから様々な意見をいただきながら修正を繰り返し、作り上がりました。
その結果、提案されたデザイン38点のうち、16点が候補となりました。
さらにその中から、同社のプロジェクトメンバーや社内アンケートの意見をもとにデザインの絞り込みを行い、商品化するパッケージデザインを決定しました。
共同開発したパッケージデザインの家庭用ラップ「リケンラップ たっぷり®100m 静岡大学コラボ限定パッケージ」は、2025年3月より順次静岡県内の小売店を中心に販売されます。
*リケンテクノス株式会社:
創業以来培われてきた合成樹脂加工に係わる総合的な技術をベースに「コンパウンド事業」「フイルム事業」「食品包材事業」の3事業を柱に国内外で事業を展開しています。食品包材事業では、国内で初めてポリ塩化ビニル製食品包装用ラップを開発したパイオニアとして、スーパーマーケットの生鮮食品売り場からプロの調理場、ご家庭のキッチンまで幅広い場面で使用されているラップ製品を開発・製造・販売しています。中でも家庭用ラップの「リケンラップ たっぷり®100m」はリンゴをあしらったパッケージでおなじみです。
お問い合わせ先:
静岡大学イノベーション社会連携推進機構
E-mail:sangakucd[at]adb.shizuoka.ac.jp
※[at]を@に変更してご利用ください