静岡大学×和歌山大学研究フォーラム「半島から拡がる可能性」を開催しました

2025/03/05
ニュース

静岡大学は2月27日に「静岡大学×和歌山大学研究フォーラム」を会場及びオンライン同時配信により開催しました。

本フォーラムは半島地域を有する静岡県・和歌山県に立地する総合大学である静岡大の未来社会デザイン機構、和歌山大の紀伊半島価値共創基幹の協同により、伊豆半島・紀伊半島で展開する地域課題の取組や地域と大学の連携・協働事例に学びながら、交流・協働のためのプラットフォームのあり方を検討することを目的として、令和2年度より開催しています。第5回を迎える今回は、静岡大が主催校となり、「半島から拡がる可能性」をテーマとし、地域の多様なステークホルダー(自治体、NPO法人、企業、教育機関、一般)54名が参加しました。

本学、日詰一幸学長による開会挨拶の後、第1部の報告では、静岡大未来社会デザイン機構長の塩尻信義理事(教育・附属学校園担当)、和歌山大紀伊半島価値共創基幹長の本山貢学長ら7名により、大学と地域の連携活動と展望、半島地域における地方創生と課題解決の取組、大学と地域の連携による教育DXの推進、学生と地域の交流による人材育成などについて報告がありました。

第2部のパネルディスカッションでは、報告者である静岡大未来社会デザイン機構の内山智尋講師、和歌山大教育学部の豊田充崇教授、松崎町長の深澤準弥氏、紀美野町役場まちづくり課の中西円香氏、小川地域棚田振興協議会長の北裕子氏をパネリスト、和歌山大紀伊半島価値共創基幹・岸上光克教授、静岡大地域創造教育センター・阿部耕也特任教授をコメンテーター、静岡大地域創造教育センター・山本隆太准教授を司会として、一定の年数の蓄積を重ねてきた取組が地域にどのような効果をもたらしており、今後どのような可能性を有しているのかなどについて活発な議論が交わされました。

研究フォーラム終了後は、日詰学長、本山学長らで本学キャンパスミュージアムを視察する等、両大学の交流を深めました。
今回のフォーラムにより、両大学の交流の広がりや半島地域における課題解決の取組・協働が一層活発化することが期待されます。

日詰学長による開会挨拶

日詰学長による開会挨拶

本山学長(和歌山大学)からの報告

本山学長(和歌山大学)からの報告

第2部 パネルディスカッションの様子

第2部 パネルディスカッションの様子

研究フォーラム終了後の記念撮影(左から塩尻理事、日詰学長、本山学長(和歌山大学)、深澤町長(松崎町)、中村副理事(和歌山大学))

研究フォーラム終了後の記念撮影(左から塩尻理事、日詰学長、本山学長(和歌山大学)、深澤町長(松崎町)、中村副理事(和歌山大学))

キャンパスミュージアム視察の様子1

キャンパスミュージアム視察の様子1

キャンパスミュージアム視察の様子2

キャンパスミュージアム視察の様子2

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