静岡大学カーボンニュートラル推進本部設置記念講演会『カーボンニュートラルな社会が創る「つながり」と「未来」』を開催しました
静岡大学は、令和6年7月にカーボンニュートラル推進本部を設置したことを記念し、設置記念講演会を2月20日に静岡県コンベンションアーツセンターで開催しました。
『カーボンニュートラルな社会が創る「つながり」と「未来」』をテーマとし、地域の多様なステークホルダー(自治体、NPO法人、企業、教育機関、一般、学生)126名が参加しました。
カーボンニュートラル推進本部長の日詰一幸学長の挨拶の後、しずおかカーボンニュートラル金融コンソーシアム会長の 中村 智浩 氏による来賓挨拶に続き、同推進本部副本部長の 塩尻 信義 理事(教育・附属学校園担当)から同推進本部の紹介がありました。
講演会では、静岡大学グリーン科学技術研究所長の 間瀬 暢之 教授、静岡大学工学部・カーボンリサイクル技術研究所長の 福原 長寿 教授、静岡大学グローバル共創科学部・水谷 洋一 教授からカーボンニュートラル達成に向けた技術革新の取組事例、産業プロセスから排出される温室効果CO2ガスの削減とその資源利用、カーボンニュートラル実現に向けた本学の学術研究や地域の様々なステークホルダーとの取組事例の紹介等が行われました。
また、会場には学部生や大学院生によるバイオ工学や生物化学、造林学等の分野における7件のポスターによる研究発表が行われ、参加者からも熱心な質問が寄せられるなど、カーボンニュートラルへの関心の高さが感じ取れました。
今回の講演会により、持続可能な未来社会の実現に向け、地域と連携した取組が一層活発化することが期待されます。