【理学部/放射科学教育研究推進センター】 国家資格試験対策集中講義を実施、全国から学生等113名が受講しました
理学部附属放射科学教育研究推進センターでは、8月1日~5日に、国家資格試験である「放射線取扱主任者試験」の合格を目指す集中講義を実施しました。
この集中講義は、原子力規制庁が行う原子力規制人材育成事業の一環で、令和5年度から9年度の5年を事業実施期間として採択された、本学の事業(*注)によるものです。
講義は、講義室での対面とZoomオンラインのハイブリッド形式で行われ、講義の模様はYouTubeによる録画配信もされました。
受講者は、本学学生15名のほか、福島大学、徳島大学等の国立大学や私立大学の学生、原子力関連企業、電力会社等に勤務する社会人の方、合わせて113名。
講師は、センターの3名の教員と、茨城大学理学部の 鳥養 祐二教授が務め、試験課目の化学、物理学、生物学の要点や関連法令等について、日替わりで講義しました。
また、2日には、原子力規制庁長官官房人事課の 平瀬 友彦 課長補佐も来学し、同庁の業務内容について説明がありました。
同試験(第1種)は、8月27日、28日に全国5会場で実施され、昨年度の合格率は32.3%。受講された多くの方の合格が期待されます。
*注「放射線規制及び災害に対応可能な実践力を有する放射線取扱主任者育成」(事業担当教員:理学部附属放射科学教育研究推進センター 大矢 恭久 准教授)