【理学部/放射科学教育研究推進センター】「原子力規制人材育成事業実習-九州・沖縄実習-を実施しました

2025/10/02
研究

理学部附属放射科学教育研究推進センターでは、9月16日(火)~19日(金)に、原子力規制人材育成事業実習-九州・沖縄実習(九州大学・琉球大学実習)-を実施しました。

この実習は、原子力規制庁が行う原子力規制人材育成事業(*注)の一環で、本学が九州大学、金沢大学、富山大学、琉球大学及び岐阜薬科大学と連携して行っており、一大学では実施できない充実した放射線測定・放射性物質取扱実習により、実践力を兼ね備えた放射線防護や原子力災害に対応できる即戦力を育成することを目的としています。

実習は、近隣の連携大学により、「静岡大学-岐阜薬科大学実習」「富山大学-金沢大学実習」「九州大学-琉球大学実習」の3コースが設けられ、前期(8月~9月)と後期(2月~3月)の年2回行われます。

今年度前期の実習では、本学を始め、国公私立大学から計39名の学生が参加しました。

このうち、9月に行われた「九州・沖縄実習」では、本学のほか、北海道大学、福島大学、東京都市大学、近畿大学など、計10大学の学生19名が受講しました。期間中、本学大矢恭久准教授や九州大学、宮崎大学等の教員4名が引率を務め、受講者は、九州大学アイソトープ総合センター伊都地区実験室や琉球大学千原キャンパスでの実習やワークショップに加え、原子力規制庁沖縄原子力艦モニタリングセンター(沖縄県うるま市)を訪問し、原子力艦寄港地である金武中城湾(ホワイトビーチ)における空間及び海水中の放射線測定の現場を見学しました。

*注「放射線規制及び災害に対応可能な実践力を有する放射線取扱主任者育成」
・事業期間:令和5~9年度
・事業代表者:理学部附属放射科学教育研究推進センター 大矢 恭久准教授

 九州大学での実習(実験)

九州大学での実習(実験)

 琉球大学での実習(試料サンプリング)

琉球大学での実習(試料サンプリング)

 沖縄原子力艦モニタリングセンターの見学(集合写真)

沖縄原子力艦モニタリングセンターの見学(集合写真)

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