動物実験代替を目指した化合物の毒性と薬効スクリーニングシステムの開発(工学部 金原 和秀教授)

2017/04/20
ニュース

 静岡大学工学部 金原和秀・教授が、動物実験を代替することを目指して、化合物の毒性や生理活性作用などの薬効をスクリーニングする、新しいスクリーニングシステムを開発しました。
河川や消化管・血流など流れのある環境を模擬したフロー型多検体検出システムで、化合 物が微生物細胞に与える影響を、メッセンジャーRNA という、タンパク質を合成する鋳型とな る遺伝情報の細胞内での量的変動を、蛍光発光を測ることによって、評価するシステムを開発しました。
 これまで、蛍光物質で染色すると、細胞が蛍光物質の毒性でダメージを受ける欠点がありましたが、本手法は細胞に影響を与えることなく計測することが可能です。

 詳細は、以下のプレスリリースを参照下さい。

静岡新聞 2017/4/19 掲載記事 (静岡新聞社許諾済)

静岡新聞 2017/4/19 掲載記事
(静岡新聞社許諾済)

 

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