静岡大学、サマースクール学生に茶道体験を実施しました

2017/07/13
ニュース

 静岡大学は7月7日、サマースクールに参加している学生に茶道体験を行いました。サマースクールは朝鮮大学校(韓国)、ネブラスカ大学オハマ校(アメリカ)の学生7名が参加し、日本語の語学力を高めるとともに静岡大学の学生をはじめとする日本人・各国留学生との交流を図り、相互理解を深めることを目的として行われています。日本語授業のほか、茶道体験や浴衣の着付け等日本文化を知ってもらうための時間もとられています。
 初めて茶道に触れた参加者は、茶道の作法にとまどいながらも茶道部の学生が点てたお茶を味わいました。続いて茶道部の先生や学生に教えてもらいながら自分でお茶を点てる体験を行いました。器に入れた抹茶の量が多く少し苦味の強いお茶となった参加者もいましたが、自分が点てたお茶を他の人に飲んでもらい「おいしい」と言われるととても嬉しそうな表情を見せていました。
 この日は七夕ということもあり、参加者は思い思いの願い事を短冊に書き日本の文化に存分に触れることができました。また参加者と茶道部の日本人学生とがお茶の点て方を通じて交流を図ることができ、相互にとってとてもよい体験となりました。

静岡新聞 2017/7/10 掲載記事
(静岡新聞社許諾済)

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