日本学術会議中部地区会議学術講演会を開催しました

2019/12/12
ニュース

 日本学術会議中部地区会議主催の学術講演会が、11月29日に静岡キャンパス大学会館において開催されました。今回は、「地域に根ざした学術研究と地域貢献への展望」をテーマに学術講演会が企画されました。本講演会には、中部地区の国立大学関係者を中心に、学生、一般市民など約70名が来場しました。
 講演に先立ち、石井 潔学長からの挨拶があり、続いて主催者を代表して戸田山和久中部地区会議代表幹事(名古屋大学大学院情報学研究科教授)による挨拶、日本学術会議の科学者との懇談会活動について松田正久中部地区会議科学者懇談会幹事長(愛知教育大学名誉教授)から報告がありました。
 引き続き、三成 美保日本学術会議副会長による「地域を活かす学術研究 ̶ ジェンダー視点で問う持続可能社会」と題した講演が行われました。続いて、本学人文社会科学領域の戸部 健教授による「近代における茶業を通した日中交流と英米系商社」、教育学領域小山眞人教授による「世界遺産・富士山の噴火史と防災」、農学領域原正和教授による「地域知から生まれた温暖化対応型農業資材「植物熱耐性向上剤」の開発研究」の計4本の講演が行われました。
 来場者は、地域に根ざした学術研究と地域貢献への展望について、最後まで熱心に耳を傾けていました。

講演会の様子

講演会の様子

JP / EN