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ニュースFM.Hi ゆうラジ!Radio魂内「静大スタイル」に本学第4期若手重点研究者が出演
第22回目は、工学部 大多哲史先生 が出演しました

2020.03.31

 FM Hi「ゆうラジ!Radio魂(76.9MH)」内の「静大スタイル」のコーナーは、本学の公認サークル団体「CUE-FM放送研究会」が司会を務め、毎週木曜日夕方5時23分から5時53分まで放送している番組です。この番組は、私たちが学ぶ静岡大学の先生をより身近に!をコンセプトに第4期若手重点研究者に選定された教員に隔月で出演いただいています。

 今回のゲストは、工学部 大多哲史 先生で、3月19日(木)に生出演いただきました。
 
 大多先生の専門は「バイオ磁気工学」、横浜市出身です。今回は、大多先生の研究内容から学生時代の話など、日頃大学では、聞くことのできない内容もお話いただきました。

▲磁気工学を医療分野に応用する研究に取り組んでいる大多先生


▲ラジオ収録の様子

【1.専攻を教えてください】

バイオ磁気工学です。
磁気工学をバイオ・医療分野へ応用することを目指しています。
磁気というとマグネット(磁石)を思い浮かべると思いますが、磁石が外部に発する磁場に応答を示す物質(磁性体)を扱っています。最近では、バイオ・医療以外にも応用の可能性を広げています。


【2.研究内容を教えてください】

磁性を持ったナノ粒子(磁性ナノ粒子)の磁場に対する応答を計測しています。磁場を印加することで、磁性ナノ粒子は熱や、信号を発します。がん細胞を熱で殺傷するがん温熱治療や、磁性ナノ粒子が発する信号を取得することで、体内のナノ粒子の位置を可視化する医療イメージング技術の研究をしています。
温熱治療は、手術や抗がん剤に見られる、身体的な損傷や副作用が限りなく少ない治療法です。例えば、抗がん剤治療に温熱治療を併用することで、治療効果の増加や抗がん剤の使用量を抑えられることから、副作用の低減にもつながります。


【3.研究を行うきっかけを教えてください】

大学4年生で配属いただいた研究室で、がん温熱治療を始めとする磁性ナノ粒子のバイオ・医療応用に興味を持ちました。最初は、がん細胞を用いた実験などの応用に近い研究に興味がありましたが、博士課程に進学した際に磁性ナノ粒子の磁場に対する応答という物理現象も研究したいと思い、今に至ります。


【4.先生の研究は私たちの生活にどのように関わってくるのでしょうか】

今すぐには実現されませんが、未来の医療に大きく貢献すると信じています。身体にメスを入れることなく、抗がん剤による副作用もない、ナノ粒子の熱によるがん治療、そしてイメージング技術によるがんの早期発見が可能となります。他にも、磁性ナノ粒子を用いた効率的なiPS細胞作製技術など、バイオ・医療分野において多くの可能性を持っています。
(現在でも、磁性ナノ粒子はMRIの造影剤として使用されています)


【5.先生が大学で開講している授業について教えてください】

情報エレクトロニクス実験という、学部生が必修の実験実習を担当しています。


【6.先生ご自身は大学生の頃どのような生徒でしたか】
 
美術部だったのですが、授業の合間や放課後に部室で絵を描いたり、バイトしたり、友達とレポートやテスト前の勉強をしたり焼肉行ったりと楽しく過ごしていました。
ただ学部2年生の時に、入りたい研究室が決まっていたので、そこに入るという目標は持っていました。


【7.趣味や休日の過ごし方を教えてください】

趣味は、(最近あまりできていませんが…、)絵画です。あとは美術鑑賞です。特に好きな画家の絵が海外から日本の美術館に変わってきた際には見に行きます。
あとやっぱり研究のこと考えたり、何か関連することはしてます。よくある話ではありますが、職場以外のところで良い案が浮かぶこともあります。


【8.静大生にどのようなことを期待しますか】

目標を持って勉強してほしいと思います。学ぶことや色々なことに興味を持つ癖をつけてほしいです。


【9.今後の目標を教えてください】

未来のバイオ・医療を始めとする産業に貢献するため、磁性ナノ粒子の物理を解明し、次世代アプリケーションを提案することです。がん温熱治療やイメージング技術など、それぞれの応用に適したナノ粒子の開発が実用化の鍵となります。


【10.1曲リクエストしてください】

X Japan “Tears”をお願いします。


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