静岡大学 東部サテライト「三余塾」を開所

2020/08/05
プレスリリース

 7月29日、東部サテライト「三余塾」の開所式を挙行しました。

 同サテライトは、本年4月設置の未来社会デザイン機構の元に、静岡県東部地域における教育・研究・産学連携の拠点として、伊豆半島の中心部、伊豆市サテライトオフィス内に設置。

 県東部地域における課題解決のための戦略を担う教員が常駐し、「協働のパートナーを見つける場」「学びの場」「情報を得る場・仲間に出会う場」の3つの「場」の機能を備えます。

 開所式では、石井潔学長から「幕末期から多くの人材を育てた伝統あるこの伊豆の地で地域人材を育成したい」と挨拶がありました。
菊地豊伊豆市長から「この場所は、学びの場として使用していた歴史があるため、アカデミズムの拠点として活用されることについて、たいへん喜ばしい」と祝辞がありました。

 続いて、土屋優行静岡県特別補佐官から「伊豆半島を始めとする東部地域の子供たちにとって、学術教育の希望の灯を点すことになる」と期待が寄せられました。

 同サテライトは、地域の住民をはじめとするあらゆるステークホルダーとの協働で地域人材を育成することを目標としており、幕末期の伊豆松崎において、明治日本を支える多数の人材を育てた土屋三余の理念に通じるところがあることから、副称を「三余塾」とし、開所式では、土屋三余のご子孫である土屋直彦氏もご参列いただきました。

▲テープカットを行う左から 丹沢哲郎機構長、菊地市長、 石井学長、土屋特別補佐官

▲テープカットを行う左から
丹沢哲郎機構長、菊地市長、
石井学長、土屋特別補佐官

▲開所式の様子 旧狩野幼稚園舎を東部サテライトとして活用する

▲開所式の様子
旧狩野幼稚園舎を東部サテライトとして活用する

▲2020年7月30日付静岡新聞に掲載されました

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