防災総合センター 岩田孝仁 特任教授が防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞

2020/09/04
受賞・表彰(教員)

 本学 防災総合センター 岩田孝仁 特任教授が令和2年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。官邸における総理大臣表彰式は、9月4日定例閣議後総理大臣官邸において開催されました。

 今回の岩田孝仁特任教授の受賞は、長年に渡り、国の防災に関する委員会の委員を多数務め、防災学の分野を飛躍的に発展させ、防災に関わる専門家の育成プログラムの作成に的確な助言を行ってきたこと、及び、静岡県の防災・危機管理業務に長年従事し、東海地震の想定域でありかつ富士山のある同県の地域防災力の強化に絶大な貢献を果たしたことによる功績が認められました。


岩田特任教授のコメント
「栄誉ある賞をいただき感謝いたします。これもひとえに本学、並びに静岡県をはじめ全国の自治体や地域で積極的に防災活動を担っておられる皆さまに支えられ、防災体制構築や防災教育・研究に携わることができた結果であります。引き続き防災社会の構築に向け活動を続けてまいります。」



石井学長のコメント
「この度、岩田先生が内閣総理大臣表彰を受賞されたことは、本学にとりましてもたいへん名誉なことであり、学長として心よりお祝いの言葉を贈りたいと思います。岩田先生には本学防災総合センターのセンター長として、また地域人材育成を目指す「地域創造学環」の教員として、防災政策への長年に渡る専門家としての関与を背景とする高い識見を生かし、大学運営、後進の指導の両面で多大な貢献をしていただいてきました。この受賞を機に先生が更に多方面での活躍を続けて下さることを期待しております。」


(参考)
防災功労者内閣総理大臣表彰は、毎年9月1日を「防災の日」とし、「政府、地方公共団体等関係諸機関を始め、広く国民が、台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波等の災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを充実強化することにより、災害の未然防止と被害の軽減に資する」という趣旨に基づき、日ごろから防災思想の普及又は防災体制の整備に尽力し、あるいは、災害時における防災活動に顕著な功績があった個人又は団体を内閣総理大臣が表彰を行うものです。

 

 

▲授賞式の様子

▲授賞式の様子

【左より】
・左より:北村晃寿防災総合センター長、岩田孝仁特任教授、石井潔学長
・表彰状

JP / EN