ICTスクールエンジニアを育成するSE検定「エンサップ」の共同研究をスタート 静岡大学×(株)建設システム

2020/11/13
ニュース

 11月6日、静岡大学教育学部 塩田 真吾准教授が株式会社建設システムと共同で記者会見し、未来のエンジニアを育成し、文部科学省が推進する「GIGA スクール構想」を円滑に実現するため、子どもたちをICT スクールエンジニアとして育成するためのオンライン教材“SE 検定『エンサップ』”の研究をスタートすることを発表しました。


▲SE 検定『エンサップ』PR動画

 今後、2021 年春頃にはオンライン教材の提供を開始し、 SE 検定「エンサップ」の合格の証として、『エンサップジュニア』認定証などの贈呈を予定しています。

【研究概要】
プログラミング教育の必修化や文部科学省が推進する「GIGA スクール構想」の実現に向けて、様々な準備が進められていますが、教員へのサポート不足が大きな課題となっています。多忙な教員がプログラミング教育を指導し、ICT を上手に使いこなし、様々なトラブルに対応するためにはもっと手厚いサポートが必要です。
そこで本研究では、株式会社建設システムが持つエンジニアとしてのノウハウと教育工学や授業デザインを専門とする静岡大学塩田准教授の知見を活かし、子どもたちに「ICT エンジニアとしての知識とスキル」を身につけさせるオンライン教材を開発することで、未来のエンジニアを育成するとともに、学校でのICT トラブルに迅速に対応できるICT スクールエンジニアの育成を目指します。

GIGA スクール構想:
1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境の構築

▲株式会社建設システム 重森 渉 代表取締役社長(左)と 静岡大学教育学部 塩田 真吾 准教授(右)

▲株式会社建設システム 重森 渉 代表取締役社長(左)と 静岡大学教育学部 塩田 真吾 准教授(右)

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