静岡大学超領域研究推進本部「第14回超領域研究会」を開催しました

2020/12/09
ニュース

 静岡大学超領域研究推進本部は、令和2年12月3日(木)に、「第14回超領域研究会」を開催しました。

 静岡大学超領域研究推進本部は、静岡大学の第3期中期目標・中期計画にて定めた、重点研究3分野「光応用・イメージング」「環境・エネルギーシステム」「グリーンバイオ科学」について、それぞれの優れた研究成果やポテンシャルを持ち寄り、多様な学術基盤の連携・融合による研究成果の格段の向上、新研究領域の開拓・多様な分野と国際的に通用する研究人材の育成、外部資金獲得の取組等を推進しており、その成果の報告、共有の場として、超領域研究会を開催しています。

 今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、集合形式ではなく、オンラインを活用して開催しました。研究者交流・若手研究者紹介という本来の超領域研究会の趣旨を考慮し、静岡・浜松の両キャンパスに小規模の会場を設け、超領域研究推進本部委員や理事、副学長が聴講する中、講演者がいずれかの会場にて発表を行う様子を、学生、教職員、会社員等、学内外の傍聴者にオンラインで配信しました。

 木村雅和本部長による開会の挨拶の後、昨年度超領域研究推進本部「融合研究促進費」として支援を行った若手研究者7名から研究成果の発表を兼ねて講演が行われました。

 講演者への質問及び講演者からの回答については、後日、超領域研究推進本部ホームページにて公開する予定です。

 全ての講演が終了した後、超領域研究推進本部「光応用・イメージング」分野リーダーの三村秀典教授から閉会挨拶があり、閉会となりました。


【研究会の内容】

開会挨拶  木村 雅和 静岡大学超領域研究推進本部長

2019年度  超領域研究推進本部「融合研究促進費」被支援者 依頼講演

依頼講演1 大多 哲史 助教 (工学領域)
「がん診断治療を目的とした磁性ナノ粒⼦の磁化応答解析」

依頼講演2 佐藤 浩平 助教 (工学領域)
「タンパク質の迅速合成を指向したマイクロ波フローペプチド合成法の開発」

依頼講演3 佐野 吉彦 准教授(工学領域)
「輸送論に基づいたOn-line HDF透析の治療⽅針の検討」

依頼講演4 加藤 竜也 准教授(農学領域)
「糸状菌Ashbya gossypiiのリボフラビン過剰生産機構の解明」

依頼講演5 塩田 真吾 准教授(教育学領域)
「⼦どもたちの創造的問題解決能⼒をどう育成するか」

依頼講演6 三井 雄太 講師 (理学領域)
「2011年東北地⽅太平洋沖地震後の東⽇本の動き: 新たな特性化と予測」

依頼講演7 守谷 誠 講師 (理学領域)
「高速リチウムイオン伝導性分子結晶電解質の開発と全固体電池への展開」

閉会挨拶  三村 秀典 教授  光応用・イメージング分野リーダー

【写真:左より】
・研究成果を発表する講演者(静岡会場)
・講演者の発表を聞く委員等(浜松会場)
・木村本部長による開会挨拶
・講演者の発表を聞く委員等(静岡会場)

JP / EN