静岡大学超小型衛星『STARS-EC(愛称/三光)』 打上成功

2021/03/03
ニュース

 静岡大学が開発した超小型衛星STARS-EC(実施責任者・静岡大学工学部・能見公博教授)を乗せたロケットが2月21日(日本時間)NASAワロップス飛行施設(バージニア州)から打ち上がり、無事に成功しました。

 翌22日にSTARS-ECを乗せたロケットは、国際宇宙ステーション(ISS)で、ISSに滞在中の野口聡一宇宙飛行士が操作するロボットアームによりドッキング作業が行われ、無事にISS船内へ輸送されました。STARS-ECは今後、宇宙空間への放出が予定され、宇宙エレベーター、宇宙デブリ除去に関連した技術実験が行われます。

【写真:左より】
・打上げられたアンタレスロケット©NASA/Patrick Black
・ISSのロボットアームにキャプチャされた補給船©NASA
・STARS-ECの愛称となった静岡県の鳥「サンコウチョウ」 写真提供/静岡新聞夕刊 2019年8月20日掲載
 「サンコウチョウ」の写真は、静岡新聞社写真部で静岡大学農学部の卒業生である二神亨さんが撮影したものです。
・STARS-EC(愛称/三光)イメージCG

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