静岡大学にて「令和2年度第2回大学改革に関する外部有識者講演会」を開催しました

2021/03/18
ニュース

 静岡大学は、令和3年3月4日(木)に、株式会社るるキャリア代表取締役の内田美紀子氏を講師にお迎えし、「令和2年度第2回大学改革に関する外部有識者講演会」を、静岡大学静岡キャンパス共通教育A棟にて開催しました。

 今般の講演会は、第4期中期目標・中期計画期間における静岡大学の在り方を考えるにあたり重要な手がかりとなる地域社会のニーズを捉えるため、静岡県下の各地域で活躍する企業人等を招き、その知見から大学を取り巻く地域の姿に目を向け、社会の動向を踏まえた教育研究を進めることができるように、教職員の意識を改革することを目指して開催しているものです。

 今回も、第1回と同様、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンライン設備を活用し、静岡大学浜松キャンパスと浜松医科大学にも遠隔会場を設けるとともに、関係教職員の希望に応じて、自席等からの個人単位での聴講も可能とし、静岡大学、浜松医科大学の教職員計58名が聴講しました。

 静岡大学手島事務局長による開会の挨拶に続き、静岡大学池田恵一理事(学長特命事項担当)から内田氏の紹介があった後、内田氏により、「Withコロナ働き方の変化 現状と今後」と題した講演が行われました。

 講演では、キャリア支援に長く携わり、企業や行政に対して広くコンサルティングや研修の提供等を行ってきた内田氏から、その経験を元に、コロナ禍により大転換が迫られた「働き方」について、テレワーク、ダイバシティといった観点から、改革をすることの必要性が語られました。講演の中では、具体的に改革に取り組み、大きな成功を収めた地元企業の事例も語られ、同じく静岡に位置する国立大学としても、改革というものにどう取り組むべきかということを考えるきっかけとなりました。

 参加者からは、事後のアンケートで、今後もこうした講演会を継続して欲しい、との意見が寄せられました。

【写真:左より】
・手島事務局長の挨拶
・池田理事による講師紹介
・講師の内田氏
・講演の様子

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