防災・減災ワークショップが開催されました(防災総合センター)

2021/08/02
ニュース

 静岡大学防災総合センターなど4機関※が主催する「防災・減災ワークショップ」が、7月31日(土)に静岡県地震防災センター(静岡市葵区)で開催されました。

 本ワークショップは、今回で3回目。夏休み中の小中学生を対象にしたもので、当日は同伴の保護者を含め、約70名が参加しました。
 3部構成のプログラムは、『ヤバい!逃げる“かがく”は役に立つ』と、ユニークなタイトルが付され、≪第1部≫は、本学防災総合センターの原田賢治准教授と東北大学災害科学国際研究所の保田真理プロジェクト講師が講演。原田准教授は、静岡県で起こりうる自然災害について、7月3日に熱海市で発生した土砂災害も例示しながらわかりやすく紹介。自然現象の発生に関する科学的知識の大切さや、様々なハザードマップの重要性などを説明しました。また、東北大学の保田講師は、自らをキャラクターにしたアニメーションを用いて、減災をテーマに解説しました。
 ≪第2部≫は、8つのグループに分かれて、起震装置で地震の揺れを体感したり、河川地形実験模型「エムリバー・ジオモデル」で河川災害がおこる仕組みを知るなど、県地震防災センターのさまざまな体験・展示コーナーを楽しみながら巡回しました。最後の≪第3部≫は、今日学んだことや気づいたことを参加者が話し合い、相互共有する場となりました。
 なお、本ワークショップには、静岡大学理学部や地域創造学環の学生8名が、各グループのチームリーダーとして参加し、運営に貢献しました。

※主催;公益財団法人中部科学技術センター、静岡県地震防災センター、東北大学災害科学国際研究所、静岡大学防災総合センター
 

 

【写真:左より】
・会場(ホール)の様子
・講演する原田准教授
・起震装置で震度6の揺れを体感する参加者

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